会社に行きたくないなあ。
「嫌な仕事を任せられてしまい会社に行きたくないなあ」と思ってしまう時ってありますよね。
一時的な気持ちであれば誰にでもありますが、それが原因で会社を辞めたいと思い悩んでしまう方も中にはいらっしゃると思います。
この記事の内容・嫌な仕事を任せられたという理由で会社を辞めてもいい?
・嫌な仕事を任せられたという理由で会社を辞めたいと思うのは普通?
・嫌な仕事を任せられて会社を辞めたいけど、その前にできることってある?
・嫌な仕事を任せられ会社を辞めたい時のその後の流れとは?
結論から言えば、嫌な仕事を任せられたという理由で会社を辞めても良いと言えます。
この記事では辞めても良い理由と辞めない方が良い理由、辞める前にできること、辞める際に注意すべき点などを解説しているので、ぜひ悩んでいる方に参考にしていただきたいと思います。
嫌な仕事を任せられたという理由で会社を辞めてもいい?
嫌な仕事を任せられて、変わる見込みがない場合は思い切って辞めるのもありです。
日本では昔から耐えることが美徳と言われていますし、「とりあえず3年は続ける」という言葉も聞かれる方も多いと思います。
しかし、嫌なことをやり続けるにはメンタルや体力を消耗し続けることになり、仕事以外のプライベートな時間までもが、楽しくなくなってしまうなど日常生活にも支障が出てくる場合があります。
もちろん続けるメリットもありますが我慢のし過ぎはよくありません。
なんのために仕事をしているのか本末転倒となる前に見極めることが必要でしょう。
嫌な仕事を任せられたという理由で会社を辞めたいと思うのは普通?
嫌な仕事を理由に会社を辞めてしまうのは普通なのか気になりますよね?
嫌な仕事を辞めるにしても続けるにしてもどちらにも良いといえる理由があるので、解説していきます。
・経験が自信に繋がる
・転職が有利になる
・将来性が見えない場合
・心身が限界である
嫌な仕事を続けた方が良い理由 ①経験が自信に繋がる
どこの職場であっても多少は嫌な仕事をしなければならないことがあります。
嫌な仕事だというだけですぐに会社を辞めても新しい職場で同じような悩みが出てくるでしょう。
改善や工夫をしながら仕事を続けると、乗り越えたという経験によって自信もつき大抵の仕事がこなせるようになります。
嫌な仕事を続けた方が良い理由 ②転職が有利になる
勤続年数が長く、また色々な経験をしているという点で転職時には有利に働くことがあります。
嫌な仕事だからといってすぐに辞めてしまうと、勤続年数も短くなり転職活動の際もすぐに辞めてしまのではという印象を持たれてしまう可能性があります。
嫌な仕事を続けなくても良い理由 ①将来性が見えない場合
仕事というのは経験になる一方、続けていても時間が無駄な場合もあります。
自分なりに努力をしてみたがどうにも向いていない、職場がブラック過ぎて改善が見込めないなど将来性がなくキャリアアップにならないのであれば見切りをつけることも重要です。
嫌な仕事を続けなくても良い理由 ②心身が限界でつらい
どんな仕事でもストレスというものはありますが、心身共に不調が出てくるなどの異変がある場合は注意が必要です。
不調が長引けば最悪鬱状態になってしまうなど回復するのに時間がかかってしまい、仕事をするどころではなくなってしまいます。
不調がある時には無理をせず、早めに退職する方が良いでしょう。
嫌な仕事を任せられて会社を辞めたいけど、その前にできることってある?
会社を辞めてしまうのは簡単ですが、衝動的に辞めてしまうのはおすすめしません。
せっかく入社した会社なのですから、辞めてしまう前にできることをしてみてから考えてみましょう。
・上司や先輩に相談をしてみる
・異動希望を出してみる
・嫌な仕事について知識をつける
・仕事を休んでみる
それぞれ解説していきます
上司や先輩に相談をしてみる
自分の能力と仕事の内容が合っておらずミスをしてしまうなどの理由であるなら、一度上司や先輩と業務についての相談をしてみるということも有効です。
ミスをしないよう業務改善を一緒に考えてもらったり、他の人に仕事を割り振ってもらうなどの対応もできるでしょう。
異動希望を出してみる
誰もが合わない仕事というものはありますので、努力してみてもどうしても合わない、苦痛であると感じているなら異動希望を出すということを考えても良いでしょう。
すぐには対応してもらえないかもしれませんが、異動を希望しているということを知ってもらえますし優先的に対応してもらえる可能性もあります。
嫌な仕事について知識をつける
知識が不足しているために苦手意識があり嫌な仕事だと感じている可能性があります。
知識をつけることにより苦手意識が無くなれば、仕事に対しても前向きになれるかもしれません。
仕事を休んでみる
一旦リセットをしてみるということも有効です。
嫌な仕事をするというのは思っている以上にストレスがかかり正常な判断ができない恐れがあります。
仕事を辞めるというのは大事な決断なので、リセットして冷静になってから今後どうするのかを決めることをおすすめします。
嫌な仕事を任せられ、どうしても会社を辞めたい時は?
会社を辞めると決めたら、まずは会社に退職の意思を伝えなければなりません。
伝えるタイミングや退職理由など、やり方次第でスムーズに退職できる場合と揉めてしまうことがあります。
またメンタルを病んでしまい出社できない時の退職の仕方なども解説していきたいと思います。
・退職日の1~3か月前に伝える
・直属の上司に直接伝える
・前向きな退職理由を伝える
・上司と退職日を相談する
・引継ぎや後片付けをしっかりと行う
・転職活動をする
・郵送や電話などの手段で退職の意思を伝える
・面倒な場合は退職代行サービスを利用する
会社に伝えるタイミングは退職日の1~3か月前に伝える
法律上は2週間前に会社に退職の意思を伝えれば辞めることはできますが、それでは残される人達に迷惑がかかってしまいます。
1~3か月前に伝えれば引継ぎや後任探しなどの時間をとることができます。
直属の上司に直接退職を伝える
初めに伝えるのは直属の上司に伝えてください。
同僚などに話したことを噂で上司が知るということがあれば、上司の立場がなくなりお互い気まずい思いをすることになります。
また上司を飛ばして人事部に伝えるということもないようにしましょう。
辞める理由は前向きな退職理由を伝える
仕事に対しての不満があって辞めるとしても、それを理由として伝えることはやめましょう。
不満があるということを伝えたとしても相手は良い気持ちはしません。また話がこじれてしまい、スムーズに辞めることができなくなる恐れもあります。
やりたいことがある、ステップアップのための退職ということであれば、会社側も納得しお互い気持ちよく退職に向けた話ができるでしょう。
辞めることを伝えたあとは上司と退職日を相談する
まずは退職日をいつにするのかを上司と相談してください。繁忙期や人事異動直後など同僚に負担がかかるような時期は避けましょう。
引継ぎや後片付けをしっかりと行う
退職が決まると次の仕事へ気持ちが向きがちですが、引継ぎや後片付けはしっかりと行ってください。
引継ぎが不十分ですと残される上司や同僚たちにも負担がかかります。
できれば書面で引継ぎ書を残すと後任の人も助かりますし、あなたに対しての印象も良くなるでしょう。
退職前の転職活動が理想的
退職後のプランが決まっていない場合は早めに転職活動を行いましょう。
すぐに決まれば良いですが、長引いてしまうと生活の心配をしなければなりません。できれば在職中に次の職場が決まれば安心です。
嫌な仕事でメンタルを病んで仕事を辞めたい場合は?
「どうしても直接いうのが怖い」そんな方は2つの方法があります。
・郵送や電話などの手段で退職の意思を伝える
・面倒なら退職代行を使う
それぞれ解説していきます。
郵送や電話などの手段で退職の意思を伝える
体調が悪くどうしても外出できないなどの事情がある場合は郵送や電話を使って退職をすることが可能です。
まずは会社に電話をして退職の意思を伝えてください。
その上で上司と退職に向けての相談を電話やメールですると良いでしょう。
退職届は確実に届くよう内容証明郵便を使うことをおすすめします。
また退職に際しての書類や貸与品の返却等のやり取りは郵送を使うことが可能です。
面倒なら退職代行サービスを利用する
・怖くて電話もできない
・全てが面倒で今すぐ辞めたい
自分もそうでしたが、辞める決心があるのに引き止められたり、やめるまでの気まずい期間は、耐え難いものでした。
そもそも嫌な仕事をさせられてたら1秒も会社に居たくないですよね?
そんな方は退職代行サービスの利用が良いと思います。
退職代行を依頼すれば、退職やその他の手続きも代行してくれます。
即日対応なので、やめる決意がブレる前に退職することが可能です。
気になる方はコチラをご覧ください。
嫌な仕事で会社を辞めたい時の情報まとめ
最後にもう一度情報をまとめますと
・嫌な仕事が理由で会社を辞めても良い
・突発的に辞めるのはNG
・続けても辞めても良い理由があることを知っておく
・辞める前にできることをしてみる
・辞め方にも注意が必要
嫌な仕事をそのまま続けた結果、自分の成長に繋がることもありますが過度なストレスを抱え精神的・肉体的にも病んでしまうリスクがあります。
辞めるということは決して恥ずかしいことではなく前向きになれるチャンスでもあります。
長期的に考えてご自身が納得できる選択をしていただきたいと思います。