お前さえいなければ円満にやれてたのに、と思いながらも辞める時に困らせてやろうかな?と悩んでいませんか?
会社で働く上で、絶対に避けられないもの。
それは「人間関係」です。
中でも「上司」との人間関係は最も多い悩みではないでしょうか。
話を聞いてもらえず考えを押し付けられたり、評価もしてもらえず給料も上がらない・・・など、
上司との人間関係が原因で退職を検討し始めている方もいると思います。
過去の私自身もそうでした。
この記事では上司が原因で退職を考えている方に向けて、退職する前に知っていてほしい以下3つの事を紹介していきます。
- 退職の伝え方について
- 不満を直接上司に伝えても良いのか
- 上司が原因で退職しても、再就職は平気か
この記事を読むことで、誰にも相談できずモヤモヤしていた部分がスッキリします。
基本的には感情を逆なでせず、何も言わずに去るのが無難です。
直属の上司が原因で退職する時はなんと言って辞めるべき?
上司が原因で退職するときは、本音は隠し、建前で伝える方が無難です。
ネガティブな理由を前向きで、正当性のある個人的理由に変換して伝えましょう。
- 新しいことにチャレンジしたい
- 家庭の事情
人間関係の不満は感情的なので退職理由として納得しにくいですが、個人的な理由は個人の事情を含んでいるので、とてもデリケートで納得してもらいやすいです。
新しいことにチャレンジしたい
昔から夢を持っている人であれば、そのまま理由として伝えることはできますが、みんながやりたい事を持っているわけではありません。
上司が評価してくれず、同年代の友人に比べて給料が安い・・・もっと給料の良い会社へ転職したい等と考えている場合などは、素直に言わず、「新しいことをしたい」と言い納得してもらいましょう。
家庭の事情
上司からたくさんの仕事を押し付けられ、帰宅がいつも終電間際になり、家族との時間が取れないことに悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
仕事ばかりではなく、家族との時間も大切にしたいという場合は、「結婚により引っ越しをするため」と言えば深く突っ込まれることも少ないです。
直属の上司が原因で退職する時は、復讐のつもりで上司に言っても良いのか
上司も人間です。
感情的な理由を素直に伝えるのは避けましょう。
上司に対して素直に不満を伝えるのと余計なトラブルを招き、退職が長引いてしまう可能性があります。
辞めることを決意したら、会社へも退職理由を伝えなければいけませんが、退職を伝える際に上司が原因であることを伝えてしまうと、
「改善するから辞めないでほしい」とお願いされ引き止められてしまう可能性があるので注意しましょう。
また上司へ直接不満をぶつけても、あなたへの心証が悪くなるばかりで誰も得はしません。
退職の交渉が長引いてしまったり、退職が決まったとしても辞めるまでの間に、何かしらあなたへ影響を及ぼし、今以上にあなた自身へストレスを与えてしまうかもしれません。
辞めると決めたのであれば、上司との関係はしっかりと割り切りましょう。
直属の上司が原因で退職しても、再就職に問題はない?
退職理由が上司だったとしても、転職先へ素直に伝える必要はありませんので、なにも問題はありません。
上司が原因で転職を考えている場合、転職先への退職理由は何て伝えればいいだろうと不安を感じる事もあると思います。
しかし転職先が今の会社の取引先などではない場合、あなたの職場環境の事はわかりません。
逆に「上司との人間関係が原因で退職した」と伝えてしまうと、あなた自身が不利になってしまいます。
なぜなら人間関係というのは、どこの会社でも発生している問題だからです。
人間関係が原因で退職したことを伝えてしまうと「もしうちの会社でもあわない人がいたら辞めてしまうのかな。」という印象を与えかねません。
転職先はあなた自身の仕事のスキルや意欲、仕事を通して、どう成長し会社に貢献してくれるか、ということを期待しているはずです。
直属の上司が原因で退職する時に気をつけたいこと
もし退職が決まったからと言って、同僚に上司の愚痴を話すのは控えましょう。
同僚に話している時に上司に聞かれてしまったり、愚痴を聞いた誰かが口外し上司の耳に届いてしまう事があるかもしれません。
退職が決まった後は、スムーズに業務の引継ぎができるよう資料を作成したり、退職日まで自分の業務を全うする事に集中していきましょう。
直属の上司が原因で退職する時の情報まとめ
- 個人的理由で退職することにする
- 上司に直接不満をぶつけるのはやめる
- 上司が理由で退職しても転職は大丈夫
退職を決意したら円満退職をするためにも、会社や人間関係についての不満は言わないことが大切です。
これまで辛い思いをしてきたとしても、お世話になった方もたくさんいます。
その方達への感謝の気持ちは忘れないことが大事です。
そして次の転職先で活躍することを目標に、退職日当日までしっかりと業務の引継ぎを完了させて、会社を去りましょう。