夜勤に行くと死にたくなる
死にたくなる理由はなに?
こんな時どうすればいい?
このような悩みを解決します!
この記事の内容
結論から先に言ってしまうと、夜勤で死にたくなる理由はホルモンバランスの崩れや、合わない職場環境です。
特にホルモンバランスや体内リズムの乱れは、簡単に治るものではないうえに加齢で分泌されにくくなるので、あまりに夜勤で死にたくなる気持ちが続く場合は一度夜勤から離れることを考えた方が賢明です。
ですが、職場や職種を変えるのも難しい方が多いと思うので、会社にいながらできる対策や、根本的な解決策を紹介したいと思います。
この記事を読むことにより、夜勤に対してどうすれば気分良く働けるのかわかりますので最後までお付き合い頂けたら幸いです。
夜勤で死にたくなる理由は?
夜勤で死にたくなる理由は色々ありますが、その中でも根本的な部分を紹介します。
それぞれ解説します
セロトニンの不足
「三大神経伝達物質」の一つで、ノルアドレナリンやドーパミンと同じような働きをしてくれる物質です。
このセロトニンという物質は、昼間、太陽が出ている時に多く生成されます。
なので、昼間寝ている夜勤の方は不足がちになってしまいます。
このセロトニンが不足するとこのような影響があります。
身体に及ぼす影響
・摂食障害
・疲れやすい
・免疫力が落ちる
精神に及ぼす影響
・情緒不安定
・やる気がおきない
・ちょっとしたことでキレるor落ち込む
人には夜型の方もいますので、全員に当てはまるわけではありませんが、脳内物質が乱れることで、知らずにしんどい思いをしているかもしれません。
メラトニンが足りず睡眠不足
メラトニンは睡眠ホルモンで、眠るうえで非常に重要な物質です。
メラトニンの働きで体温、脈拍、血圧が下がり始め、眠る準備段階に誘導されます。
その結果、安らかで上質な睡眠をとることができるようになりますが、メラトニンが足りないことで不眠症を招くことになりかねません。
質の良い睡眠がとれないと、疲れが抜けにくくなりったり、集中力がなくなったりというような弊害が出てきます。
夜勤で死にたくなる方は、睡眠の質をあげるように心がけましょう。
あとで詳しく解説します。
性格の悪い人や訳ありが多い
夜勤は働き手が少なく、常に人手不足なので採用の基準が甘く、人目に付きにくいので管理がずさんな職場もあります。
夜勤は昼間に働く人より訳ありの人が多いことと、先程解説した理由から性格が悪く変わってしまった方もいます。
そのような環境の会社にいる方は環境により死にたくなっているのかもしれませんので、社内環境を一度考えてみて下さい。
仕事が単調で意味を見出せない
なぜこんなことをしているのか
という考えがよぎることがあります。
単調な夜勤を続けていると、年齢とともに意味を見出すのも難しくなるかもしれません。
特に寝不足の中夜勤をしていると、集中力が散漫になっていて、目の前の仕事のことよりもネガティブな思考回路が優先になってしまうこともあるでしょう。
この場合は仕事の業務内容を変えてもらうか、職種自体を変えることで、解決できます。
夜勤で死にたくなる理由から対策を考える
夜勤で死にたくなる理由は理解してもらえたと思うので、それらの対策を紹介していきます。
それぞれ解説していきます。
運動をしてセロトニンを分泌
先ほどセロトニンについて解説しましたが、セロトニンは運動をすることで分泌できます。
夜勤をしているとなかなか運動する時間も機会もないかもしれませんが、ちょっとしたことからやってみましょう。
・体に負担がかからない程度にスクワットをする
・屈伸運動をする
・少し早歩きする
・なるべく階段を使うようにする
これらのことを実践するだけでも、セロトニン不足は解消されます。
体を動かし、少し汗をかくと心もすっきりしたような感覚になりますので、リフレッシュがてら活用してみて下さい。
メラトニンをサプリで取る
日本ではメラトニンのサプリ自体を売っていませんが、iHerbなどで購入することが可能で、手軽な割に効果的なのでおすすめできます。
メラトニンのサプリは依存性がなく、副作用もなく服用が簡単なので、加齢による睡眠の質の悪化で悩んでいる方にも試して欲しい方法です。
一度連休を取り休養する
疲弊したメンタルや体力を1〜2日で回復させることは難しいので一度連休をとり休養しましょう。
何もせず「ボーっと」することで脳は整理され、自分の声を聞けたり、客観的に自分を見ることができます。
ひやめきや効率も上がるので、連休を取ってでもボーッとすることは、かなり重要です。
なるべくスマホも使わず、自律神経を整えるよう心がけて休養しましょう。
余裕があれば転職を考える
ですが、転職は労力が必要なため、経済的に余裕があり、メンタルも良好、時間も作れなければ難しいでしょう。
それでも転職を考えたい
そんな方は仕事を続けながら転職エージェントを利用するのが効率的になりますので、気になる方は体験談をご覧下さい。
夜勤で死にたくなるより危険すぎるもの【理由はいらないからチェック】
夜勤で死にたくなることが頻繁に起きている時に下記のことがあれば、理由はともあれ病んでいる可能性が高いです。
・階段から落ちそうになったり、車に轢かれそうになることが増えた
それぞれ解説していきます。
通勤時に吐き気や動悸がする
通勤時に吐き気や動悸がする場合は、もう自分の限界を超えている証拠です。
すぐに会社を休み休養しましょう。
内科はメンタルヘルスも診てもらえる場所もあるので、その内科で心療を受けて下さい。
階段から落ちそうになったり、車に轢かれそうになることが増えた
私生活でも注意が散漫になるほど、疲れ切っているので、この場合は精神科などに相談しましょう。
早く相談することで、早期に対応してもえるので、負担も減りますし、危険も減りますので、悩む間もなく病院は行くって下さい。
死について調べたり考えたりする
鬱の人から聞いた話なのですが、本当に限界の時は実際に行動するギリギリ手前に無意識の状態でいるそうです。
これはかなり危険らしく、取り返しにつかないことにもなりかねないので、すぐに頼れる人に相談するか、仕事をするのを辞めましょう。
夜勤で死にたくなる理由を考えられなくなるくらい限界の時
夜勤で死にたくなることが頻発、日常になったら、それは限界の合図ですので、この生活に別れを告げることを考えて下さい。
それぞれ解説していきます。
長期間休職する
自分が頑張れると思っていても、先程のように限界を無意識に超えている場合があります。
その場合は一刻も早く仕事を休み、長期的に休職されることをお勧めします。
休むのが早ければ早いほど、立ち上がるのも早いです。
難しいかもしれませんが、勇気を持って休みましょう。
今すぐ辞める
もう限界
このように思っている方はすぐに退職して下さい。
何より命が大切ですので、ここは自身の身を守ることに徹してください。
命と元気があれば、やり直しはききますし、求職活動もできるようになります。
もし、自分で言えない人や、無断欠勤のまま辞めたい場合はこちらの記事をご覧下さい
夜勤で死にたくなる理由の情報まとめ
夜勤で死にたくなる理由について、そしてその時の対策についてお伝えしてきました。
まず、夜勤で死にたくなる理由は
・セロトニン不足
・メラトニン不足
・人や環境の悪さ
・仕事が意味のないものに思える
これらのことが理由として挙げられます。
その対策として
・運動をする
・メラトニンをサプリでとる
・人生プランの設計
・まとまった休暇を取る
・転職
更に深刻な場合には
・休職
・辞職
夜勤で死にたくなったとしても、一度冷静になって、前述した方法を実践していただきたいです。
この記事が、少しでも夜勤で苦しんでいる方の救いになれば幸いに思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。