自分だけ仕事量が多い、、、そんな時はどうすればいい?

退職

仕事が多すぎて終わらない…

休憩をとることすら難しい…

不公平に自分だけ仕事が多すぎる

 

このような悩みを解決します。

 

 

結論から言うと、自分一人の力で仕事量を減らすことは、かなり厳しいので人に振り分けることで仕事量を減らしましょう。

 

自分だけでは終わらないほどの仕事量。

どんなに足掻いても守れない定時。

なんで自分だけ…?

 

わかります…。

私も同じ状況に何度も直面し、悩み、考える日々でした。

 

ですが、見直していくことで改善できることもありますし、状況や環境によっては他の方法を考えていかなければならない場合もあるかと思います。

この記事では実体験ベースでどうすれば良いのかを解説していきますので、読み終わる頃には自分に合う対策が見つかり、気が楽になりますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

自分だけ仕事量が多いと感じた時の体験談

私はドラッグストアで販売の仕事をしていました。

仕事量が多いと感じていた時期は、新入社員時代と店長時代。

 

今なら最初から最後まで仕事量が多い仕事だったと思います。

新入社員時代はまだまだわからないことだらけでしたので、仕事を覚える時間も必要でしたし、作業のクオリティも低かったことで、毎日のように日が変わるくらいまで売り場作成をしていました。

 

ただ新入社員時代は自分にとって序の口…一番過酷に感じていたのは店長時代です。

店長時代、私は売上管理、従業員の教育・マネジメント、売場の管理、近隣店舗の販売キャンペーン販促担当、シフト作成などの仕事を抱えるようになりました。

 

今までやっていたやり方が全く通用せず、仕事のキャパはとうに超えており、毎日店舗に流れてくる業務指示と自分の作業に追い込まれる毎日で、定時とは何時だったか…休憩も取ることができず、日が変わるなんて当たり前な日々を送っていました。

 

ただ見直せることは多く、最終的には残業時間を削減できるようにもなりましたし、自分だけではできないことも、人を巻き込むことで解決できることが多かったと感じています。

なので、今仕事量が多すぎると感じる方には、自分のせいではなく色々考えることがあると知ってほしいです。

 

自分だけ仕事量が多いと感じる原因を考える

環境、状況によって差は出てくるかとは思いますが、自分一人では仕事は終わらないんです。

 

どうして自分は終わらなくて、あの人は終わっているんだろう。

自分とあの人は何が違うんだろう。

 

ただこなすのではなく、原因を探す必要があります。

次のようなことを考えてみましょう

 

・期待されている

・会社に人が足りていない

・ポジション的な問題

・会社がブラック企業

・人員配置が間違って人を使えない

 

それぞれ解説していきます。

 

 

期待されている

あいつならやってくれる。

そんな期待が寄せられている状況下にあるのであれば、あなたにとって今が踏ん張り時かもしれません。

 

ただ、できること、できないことをしっかりと考えていかなければいけない状況です。

「頑張る」のと「見栄を張る」のは別物です。

自分ができるよりちょっとクオリティの高いラインを狙って取り組んでいく大事な時期だとも思います。

 

 

会社に人が足りていない

これが一番多い原因かも知れません。

私が店舗で勤務していた際の一番の悩みでした。

 

誰かが仕事を多く抱えることでしか仕事が成り立たない状況。

ただ、自分だけで背負ったとしても、自分を追い込んでいくだけです。

他の従業員も疲弊してくる傾向もありますよね。

 

気を遣うことも多くなる状況ですので、仕事量だけではなく、精神面にも負担がかかってくる状況です。

 

 

ポジション的な問題

私が店長時代にぶつかったポジション的な問題。

そもそも自分の抱える業務自体が多く、他のことに時間を使えば残業が確定するほどの業務量でした。

 

あなたにしかできない業務がすでにたくさんある状況かと思います。

作業に優先順位をつけられなくなるとどんどん仕事量が増えていく傾向があります。

 

会社がブラック企業

もう言うまでもないですね。

みなさんが想像できる状況だと思います。

ただただ理不尽に仕事量を増やされ、他人の仕事まで背負うような劣悪な環境も考えられますね。

 

 

人員配置が間違って人を使えない

あなたじゃなくてはできないのか、他の人を配置してもいいのではないか。

私は実際にここをとことん見直しました。

 

実は一番見直すことのできるポイントが人員配置。

一番無駄が見つかる修正ポイントになります。

それを理解した上で解決策のお話をしていきましょう。

 

自分だけ仕事量が多い時の解決方法

先ほど原因として考えられることを洗い出し、状況の把握、ポイントをチェックしていきました。

自分の時間を確保することは必要です。

人を抱えて仕事をしているあなたなら、他の従業員、スタッフの人間関係で悩まされたりしていませんか?

 

コミュニケーションも取らなくてはなりませんし、面談や打ち合わせの時間も必要ですよね…。

仕事量だけに頭を悩まされていては、他にどんどん問題が増えてきてしまいますので、ひとつでも解決してもらえればと思います。

 

・人員配置を見直す

・仕事に優先度をつけてどうでもいいことは人に任せる

・外注、自動化を考える

 

それぞれ解説していきます。

 

 

人員配置を見直す

原因を考える際に一番の見直しポイントとお話ししていました。

人員配置の見直し。

私が実際にとことん見直したポイントになります。

 

あなたは部下にあたる従業員、スタッフが何ができて、何が得意で、どんなタイプなのかを把握していますか?

 

笑顔が素敵でお客さまからの評判はいいけれど、作業はゆったりでスピードはいまいち

作業はとても早いけれど、少しだけ丁寧さに欠ける

品出しは得意だけれど、レジは苦手

といったようにさまざまだと思います。

 

作業が早い人とゆったりな人がいたら、作業が早い人をレジではなく品出しに回すべきですよね?

たったこれだけの考え方ですが全従業員分考えていくんです。

これを見直したことで、私は全員にそれぞれ担当を振り分けて担当者としました。

 

自分の担当カテゴリーは、担当者に責任を持って作業してもらうようにしたことによって、担当者への仕事依頼、進捗状況の報告、作業の完了報告など、自分でなくてもいい仕事をできる限り振り分けられる仕組み作りに繋がりました。

 

新しい人が入ってきたとしても、担当者についてもらうことによって教育の時間も削減可能です。

仕事量を減らすために必要なのでぜひ考えてみて欲しいと思います。

 

 

仕事に優先度をつけてどうでもいいことは人に任せる

先ほどの人員配置の見直しで考えたこと、実践して生きたことから自分だけができることとそうでないこと、仕事にももちろん優先順位がつけられていると思いますので、こちらを考えていきましょう。

まず、作業に入る前に優先順位の確認や状況確認は必須です。

 

・完了期日(即日、緊急性の高いものから)

・指示内容(あなたにしかできないこととそうでないこと選別)

・人員配置の確認(自分がやらなくてはならない状況か任せられる状況か)

 

私はこの3つでよく分けて仕事を振っていました。

 

担当者へ仕事を振り分ける際は自分が介入すべきか、指示内容の伝達だけで問題ないかを考え、作業の完了報告は必ずもらいましょう。

ここで注意したい点は「任せてばかりではダメ」ということです。

 

任せきりで報告ももらわずにやらせてしまうと、あとから自分が手直しなどに時間を取られてしまうことで、膨大な仕事量に膨れ上がってしまう可能性があります。

仕事量を減らすために振り分けた仕事が、何倍にも膨れ上がって返ってくるくとも

特に注意しましょう。

 

 

外注、自動化を考える

自分がやらなくてもいいことを把握していくことは大切です。

外注も自分じゃなくてもできることを振り分けることですし、自動化ができるものがあればもっと自分の仕事量には余裕ができますよね。

 

私が先ほどお話しした「担当者」というものも、フルオートではありませんがセミオートくらいにはなることかと思います。

人に仕事を振っていくことは、自動化に少し近づく作業方法ではないでしょうか。

 

自分だけ仕事量が多い時に頑張っても無駄な場合

どんなに考えても越えられない壁もある…これは事実です。

考えるまでもない人員不足によって、担当教育の時間もなかなかとれない…。

私があなたに伝えた方法、あなたが精一杯考えた方法、どれも使える状況ですらない…そんなこともあるかと思いますので、そちらもお話しできればと思います。

 

・業界的にそれが普通の場合

・会社が変える意識がない

・自分のキャパを越えている

 

それぞれ解説します。

 

 

業界的にそれが普通の場合

仕事量に悩んでいたはずなのに、そもそも全員が同じ状況で、業界ではこの仕事量が普通。

こうなってしまうともうどうすることもできませんよね…。

どんなに頑張って考えて解決しようとしても、解決策がない状況かと思います。

 

 

会社が変える意識がない

ここは致命的ですね…。

自分なりに考え、こうしたら変わるはず。

 

ただそれを通すにはそれなりの力も必要になりますので、会社が変える意識がない、でも変えたいと思ったら上を目指す以外なくなりますが、意識改善の相手が会社となると難しいと思います。

 

 

自分のキャパを超えてる

私も一度ここにはまってしまったのですが…。

どれだけ頑張っても、キャパオーバーでどうすることもできなかったこともあります。

休憩時間を捨て、定時上がりを捨て、休日を捨て、それでも改善できなかったようなこともあります。

 

ここまできたらあなたが悪い訳ではありません。

自分を犠牲にし続けるのではなく、自分を守ることも大切ですよ。

 

自分だけ仕事量が多いのが限界な時【守ろう】

もうどんなに頑張っても限界…。

自分を守ることは大切なことです。

すべてを捧げる価値があると思うなら頑張ってみてもいいと思います。

 

ただ、状況を変える意識もなく、当たり前だと思っている会社があなたを守ってくれるかどうかと思うと、私はそうは思いません。

自分を守るために逃げることがダメなことだとは思いませんので、そちらもお話ししていきましょう。

 

・ストレスが限界なら退職

・余裕があるなら転職を考える

 

詳しく解説します。

 

 

ストレスが限界なら退職

日本には仕事を失ったとしても救われる制度もあります。

あなたがあなたでなくなる前に、退職を検討してもいいのではないでしょうか。

 

まずは就業規則を確認しておくといいかもしれません。

退職申請がいつまでに必要なのかと言うのは大切になってきます。

 

上司に相談して探りを入れてみたり、限界でそれも難しければ退職代行などを利用してみるのも良いのではないでしょうか。

ストレスが全て悪いものだとは思っていませんが、限界というものは気づかないうちにきているので注意しましょう。

 

余裕があるなら転職を考える

余裕があるならという書き方をさせてもらいましたが、転職探しも結構労力を使うことです。

精神状況や体力面で休むことが必要なら一度退職し、環境を整えることも必要だと思いますが、自分を守るために踏み出したいのなら、転職活動もしてみてはいかがでしょうか。

 

私は転職エージェントを使用して転職先を決めました。

気になる方はこちらで詳しく解説していますのでご覧ください。

自分だけ仕事量が多い時の情報まとめ

自分だけが仕事量が多いと感じた時の体験談をお話しさせていただき、その原因として期待されていることもある中で、人手不足、ポジション的な問題、ブラック企業、人員配置の間違いなどをあげていきました。

 

解決策としては人員配置の見直し、仕事に優先順位をつけること、外注、自動化を考えていきました。

私は「担当者」という位置付けを設けることで、仕事を振り分け、仕事量を減らすことに繋がりました。

 

ですが、どんなに頑張っても、業界的にそれが普通だったり、会社に変える意識がなかったり、自分のキャパを超えてしまえば、解決が難しいこともあります。

限界を感じたら退職、転職を考え、前に進むことも大切な選択です。

私はあなたの頑張りや努力を心から尊重しますし、応援しています。

 

仕事量の問題は必ず発生します。

同じ時間でできる人と、できない人は何が違うのか。

自分だけではできないから、できる人を増やしたり、教育したりしていきます。

 

あなただけでやろうとしないでください。

あなたの体はひとつしかありませんし、あなたが壊れてしまっては何の意味もありません。

 

あなたは「あなたの人生の主人公」です。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しく思います。

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