日々の仕事でストレスが溜まり、追い詰められてしまった時に頭をよぎる『バックレ』
パワハラ、サービス残業は当たり前。
辞めたいと伝えたら、今度はもっとひどい事を言われるだろう・・・
一生懸命頑張ってきたけど、もうダメだ・・・
このままバックレてしまいたい・・・
そもそも辞めさせてもらえないだろう
このような悩みを解決します。
この記事の内容バックレる前に知っておくこと
バックレた日はこうなる
バックレたあとはこうなってしまう
バックレる前にやっておいた方がいいこと
バックレる以外の方法
結論から言うとバックレて仕事を辞めるのはデメリットが多すぎて、おすすめできませんが、スムーズにバックレるようにやめる方法はあります。
自分もそうでしたが「バックレないと死ぬ」と思っているくらい、精神的に限界の人もかなりいると思いますので、先に紹介しますと退職代行を利用することです。
中でも退職代行SARABAは業界でダントツの業績がある企業で信頼できます。
退職代行は気になるけど怪しいし、怖い
このように思う方も多くいらっしゃると思いますので、そのような方のために実際の体験談を詳細に書いた記事もありますので、少しでも悩みや不安がある方に読んでいただけたら幸いです。
仕事が限界でバックレる前に知っておくこと
バックレると、どういう事になるのか、ある程度想像は付くと思いますが、どのようなことが起るのでしょうか?
・自分の危害
・実際に辞めたらどうなるか
解説していきます。
自分に危害は加わる?
バックレたことで、嫌な職場に行かなくて済む解放感から、気持ちは一時的に楽になる反面、バックレた後ろめたさは、後からじわじわと、あなたの心を襲ってくるでしょう。
生活のために新しい職を見つけなくてはいけませんが、バックレてしまったことで、再就職に消極的になってしまい、生活費が不足する事態にもなり兼ねません。
バックレる前の給与は貰う権利はありますが、バックレた後の無断欠勤分は減給となります。
退職金は無しか減額される可能性が高いです。
基本的に会社から損害賠償を請求されることは稀ですが、雇用契約時の内容によっては損害賠償請求を受ける場合もあります。
危害が加わるかという点で考えれば、精神的に追い詰められることや、金銭的に損をすることが考えられます。
実際に辞めたらどうなる?
バックレたあと、会社の連絡を無視し続けて、自分の中で完結したと思ってはいけません。
基本的に2週間以上の無断欠勤が続いた場合は「懲戒解雇」となってしまう可能性が高いです。
懲戒解雇とは
懲戒解雇とは解雇の中でも最も重い解雇です。
自己都合退職や、普通解雇・整理解雇とは違い、再就職は普通より困難になります。
仕事が限界でバックレる日はこうなる
とうとう我慢できずに、バックレてしまった場合、このような状況になることが考えられます。
・鬼電
・家にくる可能性
詳しく解説していきます。
事故だと思われ鬼の電話がくる
あなたが会社に来ないということは、会社からすれば来るべき人が連絡もなく、突然来ないのですから、異常事態のような雰囲気になることが考えられます。
体調の急変で連絡も出来ないのか、事故なのか、事件に巻き込まれたのか、またはバックレたのか!?はわからないのですから、あなたの生存が確認出来るまで、鬼のような電話が来ると思って良いでしょう。
携帯の着信が会社の名前で埋まる覚悟が必要です。
そして、あなたと連絡が取れなければ、身元保証人や緊急連絡先となっている親にも電話が行くことも覚悟しなければいけません。
家まで会社の人が来るかも!?
雇用契約の手続きで会社側は、あなたの住所を知っています。
特に、会社からあなたの自宅まで、近い場合や会社の寮に住んでいる場合は、家に来る可能性は非常に高くなります。
- 電話に出ず、連絡が取れないとなれば、倒れているのかも!?
- 事件に巻き込まれたのかも!?
会社側からすれば、益々あなたの家に行って確かめてみるしかない状況になってしまいますから、会社の人が自宅まで来ることが予想できます。
会社側が、その人が倒れているのかなど心配し、身柄の確認を要求したい場合、事件性も含め警察か管理人に相談すると、警察か管理人が動き、あなたの存在を確認しなければなりません。
仕事が限界でバックレた場合はどうなる?
実際にバックレた時の問題ははこのような感じです。
・次の就職に響く
・世間の目
・正式な理由ならバックレOK?
それぞれ解説していきます
次の就職に響く
先程書いた通り、バックレてそのまま辞めた場合、懲戒解雇となる可能性が高いです。
この懲戒解雇は、離職票や退職証明書に「重責解雇」と記載されてしまうので、再就職にはとても不利になります。
転職先の会社から退職証明書の提出を求められた場合、重責解雇と記載された退職証明書を提出することになります。
重責解雇の過去があるとその時点で、採用が難しいのが現実です。
退職証明書の提出が必要ない転職先で、履歴書に自己都合退職と記載することは「経歴詐称」になる可能性が高いので、絶対やめましょう。
世間の目は?
会社の上司や同僚からは優しい目では見てもらうことは難しいでしょう。
中には、あなたのつらい状況を理解して同情してくれる同僚もいるかもしれませんが、突然来なくなったあなたの分の仕事をやることになってしまった人はいるのですから、迷惑を掛けて辞めたことは事実です。
バックレて辞めたあと、元職場に行く可能性は低いので気にならないかもしれませんが、どこかでバッタリ会ってしまった時は気まずいです。
友人にバックレたことを打ち明けたとして、大変だったね、辛かったねと同情してくれる友人もいるとは思いますが、責任感がない、信用できないと思われてしまう可能性もあります。
失業保険を給付してもらうためにハローワークに行きますが、そこでも重責解雇記載の離職票が必要になります。
担当者はあなたが重責解雇された人間だと知ってしまうわけです。
ハローワークの方は慣れているので、そこまで気にしないかもしれませんが、あなた自身が恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
ハローワークは転職紹介施設でもありますが、重責解雇記載の離職票を持っている人に良い転職先を紹介してくれるでしょうか?
と考えると優先的に紹介してもらうのは難しいかもしれません。
バックレる前と後では、世間の目から見たあなたの印象は下がってしまうと同時に、あなた自身が気まずい場面が増えると考えて良いでしょう。
やめる時の正当な理由とは?
- 体調不良(持病の悪化など)
- 家庭の事情(親の介護など)
- 自分のスキルアップの為
- もっとやりたいことが出来た等
どれも正当な理由です。
出来ればこのような理由をつけて辞めたいですね。
逆にこちらが有利になるものとしてはこのような理由があります。
- パワハラがひどい
- サービス残業が多い
- いじめがある
- 会社が正当な評価をしてくれない
ただ、会社側の非を理由とした場合は、どうしても波風を立ててしまう可能性があります。
会社側が調査するとなっても、上手いこと誤魔化されて、パワハラ・サービス残業・いじめも無かった、正当な評価をしていましたよ、と結論が出た場合は、状況がややこしくなります。
そのまま辞められずに会社に残った時は、上司をチクった、会社の不満を言ったことがバレて、さらに職場での風当たりが強くなる可能性もあります。
正当な理由じゃないとやめられないの?
結論から言うと、いくら上司や会社側から「正当な理由じゃないから認めないぞ!」と言われても、辞めることは出来ます。
なぜなら、労働者には法律で『退職の自由』が保障されています。
更には、退職を制限すること自体が、労働基準法の『強制労働の禁止』に違反することになるので、会社側が労働者の退職を拒否し続けることは出来ません。
働く期間が定められていない、いわゆる終身雇用の場合でも、法律で退職希望の2週間前までに退職の意思表示を行えば退職は有効となります。
もう限界、仕事をバックレる前に会社でやっておくべきこと
もう限界です!
やっぱり限界でバックレたい時には、会社でこのようなことをして、考えてみましょう
・気持ちを一度を落ち着かせてみる
・辞める意思を伝えておく
・メリット、デメリットを考えておく
それぞれ解説します
気落ちを落ち着かせてもう一度考える
実際「限界」と思っているのに、もう一度考えるのは難しいと思いますが、心を一度落ち着けるような方法を取り入れて、冷静になるといいアイディアが浮かぶかもしれません。
気持ちを簡単に落ち着かせてストレスを軽減する方法を5つ紹介するので、余裕があれば行ってみて下さい。
①運動をして汗をかく
②好きな音楽を爆音で聞く
③ごはんを食べて幸福度を上げる
④深呼吸する
⑤瞑想する
サウナもおすすめです
辞める意思を伝えておく
いきなり会社に来なくなられると、会社の人たちもパニックになります。
そうすると、後日やる予定だった退職手続きや、必要書類などを渡してくれないなどの、痛がらせをされる可能性があります。
バックレる時でも、やめることをあらかじめ伝えておくことで、バックレた後も少しは理解されるかもしれません
メリット、デメリットを考えておく
会社をバックレることでのメリットとデメリットも理解しておきましょう。
「自分は本当にその選択で良いのか?」を考えて行動すると、後悔する確率は減ります。
仕事をバックレるメリット
・精神的に楽になる
・出社しなくていい
・新しい人生が始まる
仕事をバックレるデメリット
・再就職に手間取る
・最悪、懲戒解雇
・退職手続きが難航
それぞれ照らし合わせて考えましょう!
仕事が限界でバックレる前に自分のためにやっておきたいこと
バックレてからあたふたしないためにも、やれることがあるならやっておいた方が、自分のためになることがあります。
・就職先を探しておく
・パートナーに話しておく
・生活費の工面
それぞれ解説します
就職先を探しておく
会社を辞めるなら、その前に転職活動をしておくことが大切です。
転職先が決まっていたら、いざという時の退職の際の理由にもなりますし、無職の期間がないということは生活の心配もなくなります。
転職先が決まっていれば、失業保険を貰う必要もなくなるので、重責解雇記載の退職証明書や離職票をハローワークに持っていく必要もありません。
また、バックレている間は、いつ自宅に会社の人が来るのかもわからない状況になります。
心身の疲労など色々なことを考えると、バックレてる間の2週間~1ヶ月では再就職活動が難しいかもしれません。
そしてなにより、再就職活動をしても、重責解雇のレッテルがあっては断然不利です。
出来ることならば、バックレる前に転職先はみつけておきたいです。
そこでおすすめなのが「転職エージェントや支援サイト」です。
このサービスは自分の代わりに適切な求人を探してくれるだけでなく、面談の予約や、企業との交渉までやってくれる、素晴らしいサービスです。
感覚的には優秀すぎる秘書が無料でつくイメージです。
実際の体験談で詳しく解説しているので、少しでも興味がある方読んでおいて損はないかと思います。
パートナーに話しておく
結婚をしている人、または結婚をする予定の人は、パートナーに打ち明けておいた方が賢明です。
突然のバックレで、収入を失うことを黙っておくわけにはいきませんし、隠し通せるものではありません。
話した時は反対されるかもしれませんが、後からバレて、パートナーの信用まで失わないように正直に話した方が賢明です。
追い詰められて、会社をバックレた挙げ句に、パートナーまで、あなたのもとから去っていってしまっては辛すぎます。
また独身の場合でも、身元保証人や緊急連絡先になっている親には、事情を説明しておいた方が良いでしょう。
会社からあなたと連絡が取れないと言われたら、あなたの安否が心配になるのが目に見えています。
そんな心配を掛けないためにも、自分の大切な人には話しておくことをおすすめします。
生活費の工面
退職するとなると生活費の確保、保険などの行政の手続き等をする必要があります。
特に税金などのお金の面は大事ですね。
収入が途絶えることによる生活費の確保、減税手続きや失業手当、保険や年金の切り替えなどやることはたくさんあります
仕事を限界で辞めているのに容赦がないのが社会ですが、救済制度はしっかりしているのでかなり面倒ですがありがたく恩恵を受けましょう。
どうしていいかわからないし
辛すぎて調べる気力もない
このような方は給付金サービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか?
このサービスはコンサルタントが付き手続きのやり方などを0から教えてくれるサービスです。
お金はかかりますが、自分では難しい長期間の給付金をもらえるようアドバイスしてくれるので、有益だと思います。
心身が限界の時は、何も気にせずしっかり休むことが重要ですので、気になる方は一度体験談を読んで頂けたら幸いです。
仕事が限界でバックレる以外の辞める方法
バックレて懲戒解雇になる以外、辞める方法はないのでしょうか!?
そもそも勇気を出して退職届を持って行っても受け取りを拒否される可能性があるなら、確実に退職届を受け取ってもらえる方法で退職したいと考えます。
そこで、郵送での方法と代行サービスを利用する方法があります。
郵送での方法
退職日は、退職届に記入した日が退職日扱いになります。
きれいに辞めたいのであれば、希望日の2週間前には届くように送っておきたいですが、ある程度欠勤扱いで減給になっても良いのであれば、3日前や当日でも良いでしょう。
退職の手順
手書きでも、PCで作成しても、縦書きでも横書きでも構いませんので「退職届」をつくります。
添え状
手渡しと違う点は、郵送で退職届を出すことを非礼だと感じる方も多いので、礼儀として添え状や詫び状を同封します。
添え状や詫び状の日付は、発送日にします。
内容証明
そして大事なのは、内容証明を付けることです。
内容証明郵便とは、どんな内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって郵便局が証明する制度です。
合わせて配達証明を付けると、相手が郵便物を受け取った事実を証明することが出来ます。
これをしておくことで、送った・送られてないの押し問答にはならずに済みます。
「退職願」と「退職届」の違い
一般的に退職届は、労働者と雇い主が退職に同意した時点で出すものです。
退職願とは、退職しても良いですか?と先方にお伺いをたてる場合の文書です。
先方に退職してはダメですよ、と言われてしまうと効果はありません。
なので、雇い主が退職に同意してなくても、バックレる前提ならば退職します!の意味で退職届を出すのが正解です。
退職代行サービス
どうしても自分で退職届けを出せない、引き止められないように完璧な形で退職したいという方は、退職代行サービスを利用するのが良いかもしれません。
電話やLINEで気軽に相談ができる代行サービス会社が多いので、相談しやすいのも利点です。
数万円の料金は掛かりますが、退職の手続きを全て代わりに行ってくれます。
退職手続き中の会社とのやり取りも退職代行サービスでやり取りしてくれるので、自分の精神的負担はかなり軽くなります。
ただし、普通に辞めるだけなら、一般業者の代行サービスで十分ですが、残業代や有給などの交渉が必要な場合は、合同労働組合や弁護士事務所に頼む必要があります。
その中でも「最速」と呼ばれているのは「退職代行SARABA」です。
労働組合なので、未払金賃金、有給消化についても交渉してくれます。
無料相談もできますので、「バックレたい」と思っているなら、サラバにお願いすると、その日のうちに円満退社が可能になります。
他の退職代行を知りたい方はコチラの記事もご覧ください。
仕事が限界でバックレたい時の情報まとめ
POINT
- バックれると給与は減給、退職金は最悪貰えない可能性がある。
- バックれたあと、懲戒解雇になると再就職に不利。
- バックれた当日は鬼のような電話が来る。最悪家にも来る。
- 世間の評価は確実に下がる。
- 出来れば転職先はみつけておくべき。
- 大切な人には話しておくべき。
- 郵送や代行サービスで辞める事が出来る。
バックレるといろいろと大変です。
何もせず、バックれる勇気はありますか?
退職届を出すのと出さないのでは、その後の状況が全く違ってきます。
出来る事なら退職願を早めに出し、仕事の引き継ぎをして円満退社が望ましいですが、それが難しくバックレを考えているならば、せめて退職届はどんな形であれ出した方が良いことがわかりましたね。