車の運転がしたくないから仕事を辞めるのはおかしい?
運転しない仕事をするにはどうしたらいい?
辞めるとしたら何て言うべき?
そんな悩みを解決します!
先に結論からお伝えすると、車の運転が嫌で転職や仕事を辞めるのは「あり」です。
ですが、運転を練習することでなれたり、会社で解決できたりする場合もあります。
それでも解決しない場合は、実際に辞めることを視野に入れた対策をしていくことが必要となります。
この記事を読んで、仕事中の車の運転の辞めたい悩みが解決できるので、最後までお付き合い頂けたら幸いです。
車の運転をしたくないので仕事を辞めるのはあり!
先述した通り、車の運転が嫌で仕事を辞めるという選択肢は「あり」です。
そのように考える理由としては次の3つが挙げられます。
順番に解説していきます。
どうしても出来ない人もいる
まずどうしても運転が苦手で出来ない、という人もいるでしょう。
免許を持っていてもペーパードライバーで運転をしないという人も少なくないです。
特に女性は空間把握が苦手なので、運転ができない人が多いのは仕方ありません。
かくいう私も実は運転は苦手意識が強く、運転はしたくないです。
苦手な理由としてはこのような理由だと思います
・事故を起こしそうで怖い
・方向音痴
・カーナビでもわからない
運転は一歩間違えれば生死に関わることですし、このような感情が先に出てしまいませんか?
・アクセルとブレーキを踏み間違えたら
・道を間違えたら
・突然誰かが飛び出してきたら
考えるだけで嫌になり怖いですし、運転をするという行為だけで通常の何十倍も体力や気力を使い仕事どころではありません。
また、駐車が何回やっても出来なかったり高速に乗るのがどうしても出来なかったりと、特定部分が出来ないという場合もあると思います。
なので、あまりわかってもらえませんが、毎日車に乗るのは、運転がどうしても出来ない人にとっては地獄なので、やめる選択肢もありです。
嫌なのに強要はパワハラ
運転が嫌だと思っていることを職場が知っていて、運転を強要してくるようであれば、それは「パワハラ」と言えます。
パワハラの定義は
地位や優位性を利用して、他者に嫌がらせをしたり苦痛を与えたりすること
理由は何であれ「苦痛だ」と感じていることを訴えているにも関わらず、「やるしかない」「甘えだ」とだけで他の解決方法を提示してこない職場のようであれば、他の対応も期待できません。
もちろん事前に「必ず運転が必要です」という承諾を得た上での状況であればそのように言われてしまうことは致し方ないかもしれません。
そうでない場合は寄り添ってくれないという不信感が、今後も積もっていくことになってしまうかもしれません。
事故や死ぬよりはマシ
極端な話ですが、そんな中で仕事を無理して続けていたら最悪事故を起こしてしまったり、その結果命を落としてしまう可能性だってあります。
自分が嫌だと感じている感情を押さえ込んでいて結果としてそんなことになってしまったら・・・と考えるとそうなる前に辞めるということは自分を救うことにもなります。
自分が命を落とすのではなく他人の命を奪ってしまうこともあります。
運転というのは、それくらいの危険性があるものです。
「どうしても嫌だ」と感じておりさらにそのせいで精神的にも追い込まれてしまうようであれば、「事故る前に辞める」という選択をすることは間違っていないと思います。
車の運転をしたくないので仕事を辞める前に考えること
先ほど述べた通り辞めるという選択肢自体は間違ってはいないのですが、まずは辞めるということをしなくてもいいように行動してみることは大切です。
その方法として主に以下の3つが挙げられます。
順番に詳しく解説します。
運転しないで済む方法はないか考える
職場で身近に相談しやすい先輩や上司がいれば、そこからお願いしてみるという手もあるかと思います。
一般的な方法としてはまず直属の上司に相談するということが挙げられます。
ペーパードライバーで運転にはとても不安があり、このままでは事故も起こしかねないので運転せずにすむような仕事にしてほしい
というように、本気で運転について悩んでいることを伝えれば、部署異動や勤務体系の変更などを検討してくれるかもしれません。
タイミングとしては、部署異動の検討をしてもらいやすい、人事異動の時期の少し前が良いかと思います。
相談する際は先に挙げたことに加えて運転が苦手なことによって、どんな風に業務や日常生活に支障が出ているのかなど、具体的に伝えると気持ちを理解してもらいやすいと思います。
もしこんな仕事がしたい、こうした方がスキルが活かせるなどあれば、併せて提案してみるとむしろ意欲を買ってもらえるかもしれません。
車の運転を練習
別の手段として、苦手な運転を自力で克服するという方法もあります。
あまり運転がしたことがない人であれば特に、練習量が足りていないだけで案外慣れてしまえば好きになるかもしれません。
絶対に無理!
と思い込むのではなく、まず乗り越えてみようと努力してみることは大切です。
とは言っても日中は交通量が多く難易度が高いですし怖いと思うので、車に慣れるための運転あれば「夜中の公園」がおすすめです。
交通量も少なく、単純な道で他に車が走っていることもほぼないため安心して運転できるでしょう。
駐車場があるところも多いので駐車の練習だけ行いたい人にも向いているかと思います。
運転する際は1人の方が気が楽であればもちろん問題ないですが、もし不安だったり誰かにアドバイスしてもらいたいという人は運転に慣れている家族や親しい友人についてもらっても良いかと思います。
なお、夜中ということでどうしても視界が見えづらかったりすることもあるので、雨の日などは避けた方が良いでしょう。
パワハラだと言い意地でも運転しない
これはやや強行手段なので個人的にはあまりおすすめしませんが、「絶対に運転しない」という意思表示をするという方法です。
先ほども述べた通り本人に事前に許可を得られているわけでもなく、更に苦痛だと訴えているにも関わらず運転を強要することは会社側にも責任があります。
苦痛だと言っていることを強要するのはパワハラです
とキッパリと拒絶することができる人はそのような手段もあるかと思います。
ただ、それを言うことによって周りの人とギクシャクしてしまう、それがきついという人は結果的に自分を追い込んでしまうことにもなりますので、よく考えてから行動するようにしましょう。
やっぱり車の運転をしたくないので仕事を辞める時に考えること
ここまで転職をせずにどうにか乗り越える方法を挙げてみましたが
「職場の雰囲気的にできない
やってみたけど無理だった
という場合もあるかと思います。
そのような時はやれることはやった、と自分を追い込まずに、環境を変えるという撰択をしても良いのではないでしょうか。
そんな時は次の2つのことを考えてみてください。
順番に解説していきます。
次の転職で運転のない業種
運転が原因で仕事を辞めるので、今度こそ運転をすることはない業種・職種を選びましょう。
例を挙げてみると
・事務職
・システムエンジニア、プログラマー
・美容師
・工場の作業員
・ホテルマン
・飲食店の店員
などなど、運転の必要がない仕事は比較的多くあります。
基本的に勤務中に外に出る機会がない仕事であれば、運転する必要性も出てこないので、内勤の仕事に絞って探すことが大切でしょう。
逆に営業や不動産関係など、顧客と関わったりする仕事は運転の必要がある場合が多いので避けることが無難かと思います。
会社自体が車を運転しなければ行きにくいような郊外にある場合は、通勤で必要となることがあります。
そのため会社の徒歩圏内に駅がある、都心の場所を選ぶ方がより安心でしょう。
もし転職エージェントなどを利用して転職活動をする場合は
・運転が苦痛で仕事を辞めること
・次は運転の必要がない仕事にしたい
これらを伝えておくとそれに合わせた会社を紹介してくれます。
辞める時の退職理由
退職理由については、運転をすることが嫌というのが一番の理由であっても決して正直に伝える必要はありません。
わりと引き止めにくい理由というのは、「キャリアアップのための前向きな転職」という場合です。
もしくは家庭の事情を理由にする方法もあります。
転居や介護などの理由があれば会社側としても引き止めにくいでしょう。
車の運転をしたくないので仕事を辞めることを言えない時
運転が嫌で辞めたいけど辞められない
自分で言うのは無理
このように思うことはありませんか?
そんな人には「退職代行サービス」を利用するという手段もあります。
これは簡単に説明すると自分の代わりに業者が会社へ退職の意思を伝えてくれる、というサービスです。
申し込みをして費用を支払い内容についての打ち合わせをしたら、あとは退職代行サービスの人間が会社へ退職の意思を伝えてくれるのを待つだけです。
退職届や必要な書類なども郵送で対応してくれるため、上司に会うこともなく辞めることができます。
実際の体験談もありますので、気になる方は是非ご覧下さい!
車の運転をしたくないので仕事を辞める時の情報まとめ
最後にもう一度まとめますと
・運転が理由で退職はあり
・部署移動やお願いで運転しない
・運転の練習をする
・どうしてもダメならやめる
仕事は人生の大半の時間を費やすものです。
運転でかなりのストレスがかかる、この仕事を続けていて自分はいいのか?ということを考えて、将来運転とおさらばできる仕事をできることを願っています。