もうあいつ無理だわ!
日々積もっている上司へのイライラは、ふとした時に限界を迎えますよね。
そこで解決しようとググってみてもストレスの対処法ばかりで、実際に解決できる方法なんて誰も書いてない
この記事では「上司へのイライラが限界の人」へ、どのような具体的な解決方法があるかわかります。
この記事で知れることは以下の通りです。
POINT
- 社内で出来ること
- 社外で出来ること
- 転職、起業
この記事で、対応方法を知ることで「もう限界!」という状況で、やるべき行動がわかります。
あなたが行動をすることで、充実した環境で働けるようになると、今までの生活が嘘のように良い方向に激変します。
上司のせいで、絶対に心身が壊れてしまう前に動きましょう。
上司のイライラが限界の時に少しだけ考える「関係性」
まず、上司のイライラが限界の時は少しだけ自分と、上司がどうにかならないか考えてみましょう。
自分に負い目がなければ、飛ばしてもOKです。
POINT・自分で出来ること
・上司に歩み寄る
・仕事で認めさせる
・異動まで耐える
それでは解説していきます。
自分でできること
上司へのイライラは、上司だけが原因でないこともあります。
もし、あなたの経験不足が原因なら、あなたが変わることで好転するかもしれません。
上司に歩み寄る
- 上司と歩み寄ることで解決するかもしれません。
- 上司もあなたのことが分からなくて、イライラしている場合があるかもしれません。
- 上司のいい面を見つけたり、思いを伝えたりすることで、分かり合えることがあります。
少し話がずれますが体験談があります。
わたしの元上司は、やたらちょっかいをかけてくる人でした。
元ヤンキーの怖い人でしたので、萎縮していると、上司もなぜかイライラしてきました。
ひょんなことで、上司のこころの内面に気付いたときに、上司への見方が変わりました。
なぜ上司が、ちょっかいをかけるのか分かってからは、上司との関係は好転しました。
上司も自分のことを、分かってほしいと思っているかもしれません。
仕事で認められる
上司のキツイ原因が、あなたの仕事の出来なさの場合もあります。
もしくは、期待するあまり、きびしくする上司もいます。
仕事ができるようになり、結果を出せれば、上司の態度も変わるかも知れません。
異動になるまで耐える
上司へのイライラが限界でも、移動があれば会わなくなる可能性はあります。
異動の多い会社では、しばらくガマンすれば、別の上司につくこともあります。
わたしの経験上、一度離れ、再度一緒に仕事をしたとき、上司の態度が変わったことがあります。
期間が限定され、先が見える苦労なら耐えても良いかもしれません。
上司へのイライラが限界の時に社内でできること
自分が変わることだけで、上司との関係が解決されるとは限りません。
上司があきらかに、おかしい場合もあります。
POINT
- 相談
- 理由を集める
- 人事部に行く
自分一人で解決できない時は、会社に対策してもらいましょう。
仲間や先輩に相談
自分でできることが思いつかない時は、仲間や先輩に相談しましょう。
- 自分では思いつかない方法が、見つかる可能性があります。
- 同じような対応をされた経験も、仲間内で共有できるかもしれません。
相談する相手は、ちゃんと選ばなければいけませんが、きっと力になってくれます。
もし「上役に相談する」とき、連名で訴えるなど、協力してくれるかもしれません。
もし、職場環境が悪い場合は、一切周りには言わずに黙って準備を進めましょう、理由はコチラです。
理由の証拠集め
内容が深刻な場合、現場にいない人には、相談するには証拠が重要です。
実際に、上司からどのような扱いを受けているのか、できる限り、くわしく伝える必要がります。
- 音声
- 動画
- 記録
- 証言
など、どれもスマホで集められます。
証拠をとっておくことで「何かあった時のためにも」と精神的にも安心できます。
上司より上に相談
上司より上の立場の人に、直接相談することも一つの方法です。
相談する相手の上司の上司といえば、
- 人事部
- 社内コンプライアンス委員会
などがあります。
あまり知られてませんが2020年6月から、「ハラスメント相談窓口」社内設置が義務化されました。
人事部では部署異動を希望することができます。
相談には、先に述べた証拠を十分そろえて行きましょう。
上司のイライラが限界の時に社外でできること
会社内で解決しない場合、社外の窓口や制度の利用したり、会社を辞めることを考えましょう
- 窓口に相談
- 医師に相談
- 弁護士に聞く
- 退職代行サービス
- 転職
- 起業
ただし、注意点があります。
- 社内の問題を外部にもらしたくないと考える会社もあります。
- そんな会社の場合、あなたが目をつけられる可能性もあります。
利用するなら、社内の人には言わずに慎重にしてください。
公共の窓口に相談
近年はパワハラやセクハラなど、ハラスメント問題の法整備が進んでいます。
社外の相談窓口もさまざまなものがあるので、代表的なものをいくつか解説します。
使えそうなら検討してみて下さい。
①総合労働相談センター
厚生労働省管轄。
全国の労働局や労働基準監督署内など、379か所に設置。
予約不要、無料。
電話または面談で相談できる。
平日9:00~17:00
②労働条件相談「ほっとライン」
上の総合労働相談センターに相談したいが、時間の関係で行けない方向け。
電話相談のみ。
月~金…17:00~22:00、土日祝日…9:00~21:00
③NPO法人 労働組合相談センター
労働者からの相談のみ受付。
一人でも加入できる労働組合(ジャパンユニオン)からも、労働問題解決を目指す(個別相談)。
電話・面談の相談…平日9:00~17:00、
メール相談…随時
④法テラス(日本司法支援センター)
法律の観点から、さまざまなトラブル解決を目指す総合案内所。
問題解決のための法制度、手続き、相談窓口の案内。
電話相談…平日9:00~21:00、土曜9:00~17:00
メールお問い合わせ…24時間受付
⑤法務省 みんなの人権110番
法務省所管の、さまざまな人権問題に対する相談を受け付ける窓口。
パワハラは人権問題に当てはまります。
電話は、最寄りの法務局・地方法務局につながり、職員または人権擁護委員が対応。
また、法務局・地方法務局・支局では、窓口で面接相談も受け付けている。
平日8:30~17:15
インターネット相談も。
医者に受診する
常にストレスがかかる状態が続くと、心身に異常が出ることがあります。
「うつ」には、一時的な「うつ状態」と、長く続く「うつ病」があります。
このうち問題が大きいのは、「うつ病」です。
「うつ病」は、2週間以上憂うつが続き、気が晴れることがありません。
自分では気づきにくいものですが、以下の症状が何日も続くなら病院へ受診しましょう。
病院受診の目的は、うつ病だけでなく、うつ病
その場合には、診断書を書いてもらう場合によっては、労災申請して、急きょ休む理由(一時避難的に)があります。
主に精神科や精神神経科、心療内科で見てもらえます。
例えば「メンタル~」という病院も対象になります。
例)メンタルクリニック などからだの症状もあれば、内科での受診もできます。
物事に興味を持てない、楽しめない気分の落ち込み、憂うつなどの症状のほか、
- 睡眠の障害(眠れない、眠りが浅い、寝すぎる)
- 疲労が取れない
- 気力がない
- 集中できない
- 動作が極端に鈍くなる、また逆に落ち着かない
- 食欲がない
- 体調の変化(頭痛、吐き気、月経異常、痛みやしびれ など)
などの症状があれば、すぐに受診しましょう。
警察、弁護士
警察や弁護士に相談する場面は、めったにないと思います。
パワハラや、モラハラ、残業未払いなどはこちらを利用しましょう。
上司からの暴力があったら、「暴行罪」「傷害罪」に当たります。
この場合、警察に通報する選択肢があります。
ただ、どこからが「暴行」「傷害」か、あいまいなところがあるので、証拠不十分になる可能性もあります。
慰謝料請求や法的アドバイスを受けるには、弁護士への相談も選択の一つです。
精神的に限界の時に、問題解決に向けて頼りになるでしょう。
ただし、デメリットとして、弁護士費用が多額になることが挙げられます。
警察、弁護士に相談する場面は、よほどのことがない限り避けたいところです。
退職代行サービス
大げさにはしたくないけど「とにかく辞めたい」
精神的に限界を迎えた時や、会社に行きたくない場合は退職代行サービスを使うのも手です。
他にも会社に行かずに、上司にも合わずに辞める方法もあります。
転職
限界まで追いつめられているなら、転職が一番てっとり早い解決策です。
「すぐに次の職が見つかるかわからないでしょ!?」
そこが不安なところですよね。
自己都合による退職の場合、基本的には失業保険は2~3か月間出ません。
(2020年10月 改正)
しかし、パワハラなどの場合、「特定受給資格者」として、早期に出る場合があります。
また、転職先はハローワークの他に、転職エージェントもうまく使ってみましょう。
いまどきは転職したことのない人の方が珍しいくらいです。
逆に、ひとつの職業しか知らないことが、デメリットになりかねない。
前向きに考えられるなら、転機として、一旦会社を辞めて見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
起業
もし何かやりたいことがあって、これまでタイミングがなかったなら、これを機に起業というのもアリだと思います。
何かを一本でやるのもいいし、アルバイトしながら掛け持ちでというのも良いと思います。
「そんな甘い考えで成功するわけあるか!」
そう考えるのはすごく分かります。
最近は副業解禁の会社が増えていますし、政府も副業を推しています。
起業したきっかけとして「人に使われたくなかった」という人もいます。
わたしの体験談
わたしの体験談をお話しします。
前の会社に不満を感じて、社員同士でグチばっかり言っていました。
グチばっかり言っている自分と、良くなる未来が見えない会社に嫌気がして退職しました。
今は、知人の紹介で、同業他社に業務委託で働いています。
業務委託でも個人事業主で、税務署に開業届を出しました。
「自分次第」ではありますが、退職と同時にやる気も出てきました。
今の状況に満足しているわけではなく、さらに良くしたいとがんばれるようになりました。
すぐにやるかどうかは別として、このような方向性もあるという選択肢は広がります。
上司へのイライラが限界でいくら嫌いでもこれはダメ!NG対応3選
いくら上司が嫌い、明らかに上司が悪いとしても、対応には十分注意しましょう。
とくに暴力、無断出社拒否、上司への嫌がらせは厳禁です。
社会人としてのあなたの立場が危ぶまれます。
暴力
感情にまかせての暴力は、警察沙汰になります。
今の会社に残ることはおろか、転職するにも大きなカベになります。
限界であればあるほど、冷静にできることに集中しましょう。
無断出社拒否
会社行きたくない、、、
そう思っても、無断で欠勤するのは、あなたに不利になります。
嫌いな上司に直接言えないなら、総務や、他の上司に伝えるか、退職代行サービスを使いましょう。
上司への嫌がらせ
いくら上司が嫌いでも、周りの人と手を組んで、上司を追い込むのはNGです。
陰口、いじめ、無視などをすると、逆に訴えられたりする可能性があります。
上司へのイライラが限界の時の情報まとめ
以上、上司にイライラしすぎて、限界をむかえているときの11個の対処法を書きました。
もう一度最後におさらいしますと
・社内でやれること
・社外でやれること
・退職代行でやめる
・転職
・起業
選択肢が増えることで、現状にガマンすることもできるでしょう。
ですが、先の見えない状況ほど、不安なものはありません。
あなたの精神が壊れてしまう前に、できることを一つからでも始めてみましょう。
イライラする上司のいない充実した環境は、あなたの想像をはるかに超える「幸せな日常」が待っていますよ。