真面目な人ほど仕事ができない? その理由と対処法

退職

真面目に働いているのに、評価されない…

真面目じゃない人たちの方が、成果を上げているのはなんで?

会社から評価される人材になりたい!

 

真面目に仕事に取り組んでいる人が、会社から良い評価をもらうには、どうすればいいでしょうか?

この記事では真面目な人が評価されるには、どうすればいいのかを解説していきます。

 

 

この記事の内容

・真面目で仕事が出来ない人の特徴

・真面目で仕事が出来ない人が上手く仕事をするための対処法

・その人が真面目だから仕事ができないとは限らない

・真面目で仕事が出来ない人に向いている仕事は?

・真面目すぎて今の仕事が出来ないなら、転職エージェントを利用して転職しよう

・真面目すぎて仕事が出来ない人についてのまとめ

 

 

先に結論を言いますと、真面目な人が仕事ができないわけではありません。

 

ですが、真面目すぎる人は向いてないことや、適当で良いことも真剣にやるので、仕事ができないと思われることもあります。

この記事を読むことで、今日から仕事が出来る人への第一歩を踏み始めることが出来ますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

真面目で仕事が出来ない人の特徴

君は考えを変えない頑固者だねぇ

こんな言葉を誰かしらに言われたことのある、真面目な方がいるのではないでしょうか?

 

ここではそんな真面目な人に共通することは以下の通りです。

 

・融通がきかない

・指示待ちになる

・ルールに縛られすぎる

・深く考えすぎる

・わかったふりをする

 

それぞれ解説していきます。

 

融通がきかない

仕事に対して自分の考えを変える事が出来ずに、他人のアドバイスを聞けず、相手から

融通が効かないな!

と言われたことはありませんか?

 

融通が効かない人は、上司からの指示や作業書のやり方を絶対視しており、不測の事態に対応できません。

仕事は手順を守るのも大事ですが、不測の事態への対応や、改善点を探すのも大事です。

 

柔軟に対応するためには、さまざまな文化に触れたり、異なる環境にいる人の意見を聞いて、いろんな価値観に触れてみましょう。

 

そうすれば

こんな考え方をあるんだ

と考えるようになり、これまでよりも人の意見を聞きやすくなります。

 

 

自分で動かず、指示待ちばかりする

真面目な人は自分が勝手に動くことは、悪いことと考えるため、基本的に指示がこないと動きません。

仕事で価値を与えるには、自分で考えて付加価値を与えていくことが大事です。

 

いきなり自分で動くのは簡単ではないので、今行っている仕事に対して

もっとよりよく出来るか?

を考えてみることから、始めてみましょう。

 

今の仕事を改善することこそが、あなたが仕事に付加価値を与えることに繋がって、評価が上がりますよ。

 

 

ルールに縛られすぎる

手順書に従い、上司からの指示は言われた通りに実行することは、間違っていません。

しかし実際は自分で考えて行動することを放棄して、責任から逃れているともいえます。

手順書や上司からの指示は、いわば海面に浮かぶ氷山の一角でしかなく、海の中にその仕事の本質や改善点がたくさん眠っています。

 

まずは仕事を頼まれた時に、すぐに実行するのではなく、

なぜこの仕事をやるのか?

と質問してみましょう。

 

それを繰り返すと仕事をする意図がわかってきて、なにをすれば相手が満足する結果を返せるかがわかってきて、相手を喜ばせることが出来ますよ。

 

 

深く考えすぎる

失敗やミスが起こると、真面目な人ほどその影響を深刻に考えすぎてしまい、動けなくなって上司に報告するのが、遅れてしまう事があります。

失敗やミスが起こった時に、不安になる気持ちはよくわかりますが、あなただけでなく、他の仲間たちも失敗やミスをしているはずです。

 

その失敗やミスは、実際は意外と何とかなることが多かったのではないでしょうか?

あなたが起こしてしまった失敗やミスは、ほとんどが解決出来るもので、すぐに報告すれば仲間たちが解決してくれます。

 

悩みすぎずに、

きっとこの失敗やミスは、すでに先人たちが解決したものだ

と考えれば楽になるのではないでしょうか?

 

 

無駄なことに力を注ぐことが多く、努力の方向性がおかしい

無駄なことに力を注いだり努力をしてしまい、本来相手が求めていることから、大きくずれてしまったことはありませんか?

真面目な人は与えられた仕事に対して、やるべき本質を理解せずに、表面上のことだけで仕事を進めがちです。

 

その結果、言われたことだけに力を注ぎ、相手が求めているものと違うものができたり、無駄に時間をかけすぎてしまいます。

 

まずは仕事をする前に、相手から

なぜこの仕事をするのか?

を聞いて、仕事の意図があなたの頭の中で、腹落ちしてから取り組みましょう。

 

そうすることで、やるべきことだけに力を注げるので、結果的に仕事時間の短縮やクオリティが向上して、自分も相手も満足することが出来るようになりますよ。

 

 

わかったふりをする

相手の話をただうなずくだけで、相手が伝えたい本質を理解しようとせず、表面上の言葉だけを聞いてうなずいてませんか?

 

真面目な人は、表面上の言葉だけを聞いて、本当に求めてられている仕事が出来ずに失敗し、他人から

あいつはわかったふりをする

と思われてしまいがちです。

 

うなずくという行為は、本当に理解した時に行い、わからないなら首をかしげるでもいいので、わからないということを相手に伝えましょう。

 

最終的には相手の説明に対して、

この仕事はこうやってこうやるのですね?

と、自分なりに内容をまとめて、質問できるようになればもう完璧ですね。

 

人を頼ろうとせず、いつも苦労しているあなたは与えられた仕事を自分で抱え込みすぎてしまい、苦労していませんか?

 

この仕事は私にしか出来ない

と考えて他人を頼る事が出来ないと、後で大変な目にあってしまいます。

 

その仕事全体でみたら、あなたにしか出来ないのかもしれませんが、仕事を細分化してみると、意外と他の人でも出来る事があるものです。

 

ここの仕事をやるから、この部分を頼めない?

と相手に協力をしてもらい、あなたはその仕事の最も大切な部分に取り組んでみましょう。

 

そうすると、相手は頼られたと感じて喜ぶし、あなたは仕事の本質的な部分に力を入れられるので、クオリティアップに繋がります

自分も相手も喜ぶ「Win-Win」の関係を目指して、相手を頼ってみてはどうでしょうか?

 

真面目で仕事が出来ない人が、うまく仕事をするための対処法

真面目で仕事ができない人も、少し考え方を変えるだけで劇的に変化する可能性があります。

 

・心配事は4%の確率

・頑張りすぎず、力を抜く

・こだわりを捨て、意見を聞く

・できないことを認める

・常に疑問の目を持つ

 

それぞれ解説していきます。

 

 

世の中の心配事は4%の確率でしかおこらない

あなたが抱える心配事は、実際には4%の確率でしか起きません。

米国ミシガン大学の研究チームが行った、心配事の実施調査の結果によると、

 

・心配事の80%は起こらない

・残り20%の心配事が起こった場合、そのうちの80%は準備していればなんとかなる

 

ということが明らかになっており、本当にどうしようもないような失敗が起こる確率は、4%しかないのです。

 

そう考えると、なんだか気が楽になりませんか?

 

心配事はほとんど起こらない

こう思って生きてみると、案外楽になりますよ。

 

 

頑張りすぎず、力を抜いて行こう

仕事を一生懸命頑張ることは、とても素晴らしいことですが、仕事を抱えすぎてしまうと疲れ果てて、うまく頭が回らないのではないでしょうか?

 

こんな疲れている状態だと、よけいにパフォーマンスは悪化して、仕事で結果が出なければ過労働で体を壊したり、うつ病になってしまいます。

だから仕事が多すぎるなら、上司に相談したり、誰かを頼ってみて仕事を減らしましょう。

 

1つの仕事に対する時間が多く取れれば、余裕が生まれて改善点が発見しやすくなり、よりよい仕事が出来るようになるかもしれません。

俯瞰的に見ることでしか見えない問題もありますので、あえて力を抜く練習をしましょう。

 

 

こだわりを捨て、意見を聞く

自分の考え方に固執するのをやめ、周りの人の考え方や仕事のやり方を聞いてみましょう。

真面目な人ほど、人に聞くのは恥と頭の奥底に考えているものです。

ですが仕事に絶対のルールは、存在しません。

 

自分のルールにこだわるのではなく、周りの人のやり方やルールと、自分のやり方やルールを組み合わせて、よりよいものを作る。

そう考えて、周りの意見を聞いてみてはどうでしょうか?

 

 

出来ないことを認める

自分にはこの仕事は出来ない、ということを認めてみましょう。

真面目な人は出来ない仕事を振られても、なんとかやり遂げようとしてしまいがちです。

ですがそんな状態では、ミスをして周りに迷惑をかけてしまいます。

 

真面目な人ほど常に謙虚な気持ちになって、わからないことは質問しましょう。

時には説教じみたことを、言われながら教えてもらうこともあると思いますが、わからないことを放置することよりも、正しく出来るようになる方が大事です。

聞くのは恥と思わず、聞かぬのは恥と思って、積極的に質問しましょう。

 

 

常に疑問の目を持つ

仕事には正解はなく、今あるものをより良くしていく必要があります。

今自分が正しいと思っていることも、他の人から見れば大量の改善の余地があるものです。

自分の考えにとらわれず、1日の中で「なぜ?」と考える回数を増やして、仕事をより良くしていきましょう。

 

真面目で仕事が出来ない人に向いている仕事は?

真面目な人は、クリエイティブな仕事が苦手です。

例えば、デザイナーやお客様と対話するスキルが求められる仕事は、真面目な人には難しいでしょう。

 

こういった仕事には、真面目さも必要ですが、コミュニケーションスキルや遊び心も重要になってくるためです。

では、真面目な人に向いている仕事は何かというと、実はたくさんあります。

 

・正確性を求められる、ITエンジニアや金融関係の仕事。

・使命感が求められる、消防士や警察官。

・真面目でコツコツ取り組める人に向いている、webライターやマーケットリサーチ。

・責任感が強く真面目な人に向いている、公務員。

 

などなど、真面目な人というのは、実はかなり向いている仕事が多いです。

もし今の仕事にクリエイティブスキルが求められていて、成果が出なくて辛いなら、真面目な人が向いている仕事に、転職するのもアリでしょう。

 

しかしこれらすべての仕事でも、クリエイティブスキルが必要になる場面はあります。

なので、真面目な人がうまく仕事をするための対処法を、1つずつ実践しながら、少しずつクリエイティブスキルを磨いていきましょう。

 

真面目すぎて今の仕事が出来ないなら、転職エージェントに聞いてみる

もしあなたが今の仕事を転職したいと考えたのなら、転職エージェントを利用してみるのも一つの手です

転職エージェントなら、あなたとエージェントとの面談などを通して、あなたの強みや弱みを分析して、あなたの希望に添いながら向いている仕事を紹介してくれます。

 

それだけでなく、転職希望にした職場の雰囲気を調査してくれたり、履歴書書きや面接のサポートまで、至れり尽くせりであなたの転職をサポートしてくれますが、相談だけでもOKです。

転職エージェントはリクルートが運営している就職shopがおすすめです。

 

真面目すぎて仕事が出来ない人についてのまとめ

最後にもう一度おさらいしますと

 

・融通がきかない真面目な人は、いろんな文化や価値観に触れて、多様な考え方を知ろう

・自分で動かずに指示待ちばかりする人は、今やっている仕事に「もっとよく出来る部分は あるか?」を考えることから始めて、仕事に付加価値を与えよう

・手順書や指示通りに行動する人は、すぐに実行するのではなく「なぜこの仕事をするのか?」を質問して、仕事をする意図を理解してみよう

・失敗やミスに対して深刻に考えすぎるなら、その失敗やミスはすでに先人達が解決してい ると考えるようにしてみよう

・仕事をする前に仕事の意図を「腹落ち」するまで聞いて、無駄なことに力や努力をささげ ないようにしよう

・わかったふりをせずに、理解するまで首をかしげたり、話の最後に自分なりの答えを相手に質問してみよう

・仕事を細分化して、他の人に仕事の一部を協力してもらい、本質的な箇所のみに専念すれば、仕事のクオリティは上がるし頼られた人も喜ぶ

・世の中の心配事は4%の確率でしか起こらないと思えば、楽に生きることが出来る

・真面目な人は、もっと心と体を労ってあげよう

・真面目な人は、周りの意見を聞いて、自分のこだわりと他人のこだわりを組み合わせてみよう

・真面目な人は、出来ないことを認めて、聞かぬは恥で質問しよう

・真面目な人は、「なぜ?」を考える回数を増やして、常に疑問の目をもっていよう

・世の中には真面目さを装っているだけで、仕事をしていない人もいる

・真面目な人は、クリエイティブな仕事は苦手だが、裏を返すとそれ以外の要素が求められる仕事には適性がある

・転職するなら、求人数NO1のリクルートエージェントを利用しよう

 

いかがでしたでしょうか?

真面目な人は、欠点が多いと捉えてしまったかもしれません。

 

ですが、真面目な人は努力することが得意ですし、不真面目になる努力をすれば、よりよい人材になることは可能です。

その努力を生かして、さらにスキルアップをして人材的価値を高めていきながら、今の会社で頑張るもよし、転職先で成果を出すこともよしで頑張っていきましょう!

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