仕事がしんどくて、どうして良いかわからない
仕事がしんどくて逃げ出したい
仕事がしんどいの当たり前?
一度は考えたことありませんか?
一見すると、若手に多く見られる悩みのように思えますが、実は中堅社員や中間管理職と呼ばれる人にも結構悩んでる人は多いんです。
この記事では、以下について解説しています。
私自身の経験から申しますと、仕事がしんどいと思うことは多々ありますが、ずっと「しんどい」と感じていることは、心身共に疲れている可能性があり、当たり前とは言えないと思います。
実際、過去に管理職を務めた経験がありますが、管理職になった途端に業務量が多くなり、とてつもなく「仕事がしんどく」なりました。
過剰な業務量と責任の重さで、このままでは健康を損なってしまうと感じた時、私は迷わずその会社を退職しました。
「仕事がしんどい」「辛い」と感じた人がこの記事を読むことにより、今の自分の心身の状態を知り、何をどのように考えて行動するのが良いのかを判断する手助けになれば幸いです。
仕事がしんどいと思うのは当たり前?
仕事がしんどいなんて当たり前だし普通だよね
ですが、私は全くそうは思いません。
世の中には仕事で成果を出し、充実感を得て楽しく過ごしている人はたくさんいます。
もちろん楽をしているわけではなく、仕事に多くの時間を使い、やりがいや生きがいを見い出し、結果として大きな成果を挙げているわけです。
しかし、辛くてイヤなことを無理に続けて、仕事がしんどいと感じながら働くことはリスクこそあってもメリットはありません。
それは、私自身が過去に経験しているでそう思えます。
仕事がしんどいことを当たり前と感じる人の共通点とは?
この両方に何かしらの異常が起こっていることが多いです。
それぞれ簡単に解説します
心の状態
・職場の人間関係で苦痛を感じている(上司、同僚、顧客)
・職場に行きたくないので遅刻や欠勤が多くなる
・とにかく仕事がつまらない
・仕事で結果を出せないため、自分には向いていないと考える
・会社の理不尽さに我慢できない(サービス残業や不本意な休日出勤など)
基本的にネガティブなことしか考えるられない場合は、心が疲弊していることが多いです。
自分に注意を払い、これ以上に悪化しないよう気を付けて下さい。
体の状態
・疲れているのに眠れない
・眠れたとしても疲労感が抜けない
・肩こりや頭痛などが慢性化している
・病院で診察を受けても、特に異常はないと言われる
心や体の状態が上記のうち、一つでも当てはまるようなら放置することは非常に危険です。
取り返しのつかないことになる前に真剣に対策を考えましょう。
仕事がしんどいことを当たり前と感じる人の対処法5つ
個人差はありますが、どんな仕事でもストレスを全く感じずに仕事をしている人は少数です。
しかし、一人一人のストレス許容量にも個人差があるので、心身に異常を感じたら我慢をせず、仕事を含めた生活の見直しをしてみましょう。
それぞれ解説していきます。
自分の行動で改善できることはないか見直す
仕事がしんどいと感じてしまうのは、もしかすると自分に原因があるかもしれません。
まずは、自分の行動を振り返り、改善できることはないか考えてみましょう。
・元気に挨拶して、人と笑顔で接してみる
・上司や同僚、顧客の長所を見つける
・自分の業務を見直し、小さな目標を設定してゲーム感覚でクリアしていく
仕事がしんどいと感じているときに、色々なことを見直すのは難しいかもしれません。
しかし、見直すことで人間関係が改善されたり、仕事で結果を出せるようになったりすることも十分ありえます。
自分の理想の働き方と今の会社の働き方を比較する
自分が考える理想の働き方や将来の希望を明確にして、今の職場とどんなギャップがあるのか考えてみましょう。
・収入面で不満がある
・不本意な人付き合い
・仕事内容に不満がある
仕事がしんどいと感じているときは、上記のようなストレスを抱えていることが多いでしょう。
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
アドラーという有名な心理学者の言葉があるくらいですので、特に人間関係はストレスの種になりやすいです。
職場に自分の理想のすべてを求めても無理なので、一番重要視するのは何か(収入・人間関係・仕事内容など)を明確にするのことで、ストレスを軽減できるかもしれません。
勉強して知識を手に入れる
仕事がしんどいという環境で、ただ愚痴をこぼしたり現状を嘆いているだけでは何も変わりません。
日本の社会人は先進国一勉強しない国民というのは有名な話ですね。
今の職場にしがみつくのが悪いとは言いませんが、時代の変化に合わせ、常に新しい技術や知識を身につけて、環境の変化に対応することで、しんどい立場から抜け出せる可能性もあるかもしれません。
ですが、しんどい職場で、しんどい仕事をしているうちは気力がわかないのも仕方なく思えます。
会社以外の身近な人に相談する
家族や恋人、友人など自分が信頼している人に相談してみるのも良いでしょう。
意外と的確なアドバイスを貰えるかもしれません。
皆に聞いたら実はブラック企業だった!
このようなケースも実際にありますので、客観的な意見を聞くのも十分ありです。
環境を変える
色々なことを試しても改善されない場合は、職場環境などを変えることを考えてみましょう。
細かく解説します。
会社内での部署の異動
今の職場で仕事がしんどいと思っているのに、社内での部署異動で楽になるケースはあります。
部署が変われば仕事も人も変わるので、適所になれば力を発揮できる可能性もあるので、勇気は必要ですが考えてみましょう。
起業(個人事業主、フリーランスなど)
会社勤めしか経験のない人が、いきなり起業するのはとてもリスクが大きいです。
まずは、副業から始めて稼ぎ方を学び、徐々に独立していくことを考えるのが良いと思いますし、なにかしらスキルを獲得できるので、「やってみる」のもありですね。
転職
仕事がしんどいと感じ環境を変えたいと思うなら、転職が一番現実的な手段だと考えます。
今までの経験を生かせる職種でも良いし、全く別の職種を選んでも良いと思います。
実際に転職エージェントを使い、優良企業に就職した経験談をまとめてありますので「しんどいから抜け出したい」と思っている方に読んで頂けたら幸いです。
仕事がしんどいことを当たり前と感じてしまう人は自責の念を強く持っている
責任感の強い人ほどこの「自責の念」を必要以上に強く受け止めてしまう傾向があります。
仕事上で何かトラブルが発生すると、まず始めに「自分が悪い」と考えてしまうのです。
業務上で起こりうることに対して「当事者意識」を持つことは良いことなのですが、何事も度が過ぎてしまうと、ただ「辛い」だけになるので注意しましょう。
仕事がしんどいのが当たり前と考えている人が失敗した時は?【切り替え】
誰でも失敗やミスはするもので、失敗しない人など世の中には存在しません。
でも実際はしんどいものですよね、そんな時に少しでも知って欲しいことがあります。
それぞれ解説していきます。
気持ちを切り替えられないとさらに失敗を繰り返す
状況が落ち着いたら、原因を分析して、同じことを繰り返さないように対策を考えます。
ここで、自責の念が強いまじめな方だと気、持ちの切り替えが難しいです。
気持ちの切り替えができないまま次の行動に移っても、更なるミスを繰り返す可能性があります。
ミスがミスを呼ぶ前に、リセットする方法を考えておきましょう。
自分が悪いと考えている人が気持ちを切り替えられない理由
自責の念が強い人にありがちなのが、ミスの原因は「自分が悪い」からだという思考です。
この思考が気持ちの切り替えをしにくくさせています。
言い換えると、自分を大切に思うことができなくなっているのです。
「諦める練習」をして、物事を整理する習慣をつけると、気が楽になります。
失敗は成功の糧ですが、押しつぶされそうなくらいしんどいときは、「休む」ことも考えておきましょう。
自分が潰れるよりはマシです。
仕事がしんどいのが当たり前と考えている人が注意された時
自責の念が強い人は上司や先輩から注意を受けると、どうしても相手のいうことが正しいと思い込んでよりしんどくなると思いますので、以下のことを考えましょう。
それぞれ解説していきます。
上司や先輩はどんな注意をしているか
上司や先輩はどのような注意をしていましたか?
仕事についての注意は、しんどいけど受け止める努力をしましょう。
ただ人間性を否定しているとき
万が一、上司や先輩の注意があなたの人間性を否定するものであったならば、それは大問題で、その上司や先輩の人間性にこそ問題があります。
いわゆる「パワハラ」ですので、しんどいのは当たり前です。
もし、その行為が会社単位で行われてるなら、その会社からは一刻も早く逃げましょう。
仕事がしんどいと感じるような会社は辞めた方が良いかも
仕事がしんどいと、ずっと感じたまま働き続けることは、貴重な人生の時間の無駄使いかもしれません。
自分の理想の会社は多くはありませんが、しんどくない会社もこの世には多くあります。
しんどいときに休職したり、有給休暇を利用してリフレッシュすることを勧められることもありますが、その会社や上司がいる以上、根本的な解決にはならないと思います。
もし、辞めたいと思っているのに、自分で言えないから辞められない人がいたら、退職代行サービスを検討してみて下さい。
職場がしんどすぎて退職代行でやめた体験談があるので、気になる方だけ見て頂けたら幸いです。
仕事がしんどいのは当たり前?の情報まとめ
仕事がしんどいのは誰もが感じることです。
しんどいと感じた時、自分の心身の状態やどのように行動するのが良いのかお伝えしてきました。
・しんどいと感じて耐え続けることは貴重な人生の時間をムダにします。
・自分の心と体に正面から向かい合って、改善できることは試してみましょう。
・色々なことを試して、どうしてもしんどいと感じるならその環境から逃げましょう。
・逃げることは悪いことではなく、実はとても勇気が必要です。
一度しかない人生を楽しく有意義に過ごすために、周りの意見など気にせず、自分が生きたい人生を歩んでいきましょう。