新海誠監督の映画作品『君の名は。』は、2016年8月26日に公開され、わずか1ヶ月で興行収入100億円をあっさり突破してしまうほどの、圧倒的人気のメガヒット作品となりました。
この記事では、『君の名は。』のこのような疑問を解決できます。
・フル動画を無料で視聴する方法
感想だけを見たいと思っている方は、目次をクリックすることで、感想まで飛べますので、そちらを活用してください。
『君の名は。』のフル動画を無料で見る前に知りたいあらすじ
東京に暮らす男子高校生の立花 瀧と、山奥の田舎に住む女子高校生の宮水 三葉が、お互いの体が入れ替わりを繰り返す中で、1200年に1度の隕石落下から町を救う物語です。
瀧と三葉は時空を超えて入れ替わりを繰り返す事で、2人の絆が深まっていきます。
登場人物
立花瀧:
東京都心に暮らす主人公の男子高校生。
父子家庭だが、学校帰りに友達とカフェに行ったり、バイトをして楽しく過ごしている。
絵画が趣味。
宮水三葉 :
山奥の田舎に住む地味な女子高校生。
町長の父は家出していて、祖母と妹と3人暮らし。
家系である神社の風習や、父が選挙運動をしている事にうんざりしていて、東京の華やかな生活に憧れている。
『君の名は。』のフル動画を無料で見る前に知りたい見どころ
『君の名は』の見どころは3つあります。
・三葉の女の子感
・映像詩と呼ばれる映像と音楽
見た時の感想も交えつつ、ひとつずつ解説していきますね。
・1200年に1度の隕石落下
『君の名は。』のストーリーでは、三葉の住む岐阜県糸守町に1200年に1度の彗星が、近づいて来ます。
糸守町には、クレーターがあり、過去にも彗星の隕石が落ちた跡となっています。
1200年前と同じ悲劇を繰り返さないために、三葉と瀧は、時空を超えて必死に糸守の町や住民達を守ろうとします。
刻一刻と、糸守町に向かって近付いて来る隕石。強烈なスピードで、空に七色の直線を描きながら確実にこっちへ向かってくる彗星の姿は、激しくも美しく、『君の名は。』での見どころとなっています。
・三葉の女の子らしさ
『君の名は。』を見ていると、三葉の女の子らしい性格がとても素敵だと感じる部分がたくさん出てきます。
正義感の強さ、素直すぎるほどにまっすぐで、こんな女の子がいたら友達になりたい、こんな風に生きてみたいなと思えるような三葉の可愛らしさ。
そんな三葉に瀧は、以前から好きだったバイト先の先輩よりも、思いを寄せるようになっていきます。
・「映像詩」と言われるほどの美しさ
新海誠監督の作品には他にも『秒速5センチメートル』や『ほしのこえ』など、映像が美しい作品が多くありますが、『君の名は。』も、やはり『君の名は』の中にだけある独特の世界観があります。
独特の世界観とは、物語の内容よりも、音楽や映像によって与えられる印象(感覚)の方が、優先されている事です。
世間では、『君の名は。』は「映像詩」と呼ぶべきだ!と言われているほどだそうです。
美しい風景の中にある「光の表現」や、ストーリーの中で流れる「音楽」は、登場人物の気持ちにシンクロしていて、現実を忘れて映画の世界に入り込んでいく事ができるような魅力があります。
『君の名は。』のフル動画を無料で見る前におさらいしたい、キャストと音楽
『君の名は。』の映画がヒットすると同時にキャストもとても人気が出ました。
作品を見る前におさらいすることで、より『君の名は。』を楽しむことができます。
『君の名は。』キャスト
瀧を演じる神木隆之介さんは、声の出し方などで、三葉と入れ替わっている時に、気持ち悪い印象を与えないようにと、苦労したそうです(笑)
上白石萌音さんは『君の名は。』の声優に選ばれた時、前日に、自分が『君の名は。』のセリフを練習している夢を見たそうで、正夢となった事に後から気付いて、びっくりしたそうです。
立花瀧: 神木隆之介/ドラマ『グッドニュース』映画『妖怪戦争』
宮水三葉: 上白石萌音/映画『ちはやぶる』『溺れるナイフ』
奥寺先輩: 長澤まさみ/映画『クロスファイア』『世界の中心で、愛をさけぶ』
『君の名は。』の音楽
新海誠監督は、『君の名は。』の中で、作品のトーンを最も印象付けているのは、「RADWIMPSの楽曲だ!」と言っています。
新海誠監督はRADWIMPSのピアノの音色や、野田洋次郎さんの歌詞に、以前から胸を打つ魅力を感じていたそうです。
曲のためにセリフを削ったり、尺を伸ばした箇所がいくつもあったというくらいです。
新海誠監督自身が、それだけの魅力を感じているだけあって、映画を見終わった後もRADWIMPSの音楽は、物語とセットになって心に残り続けるような感動があります。
『君の名は。』で起用されているRADWIMPSの音楽の中でも得に印象深い曲は
・スパークル
・なんでもないや
他にもサントラとしてRADWIMPSの音楽が使用されていて、圧倒される映像の美しさや、運命を感じさせる物語の内容に、より深い感動を与えています!
『君の名は。』のフル動画を無料で見た感想
新海誠監督の作品は他にも色々観た事があり、『秒速5センチメートル』などは最初から最後まで切ない雰囲気で、最後はバッドエンドかと思うほど、なんだか煮え切らないようなモヤモヤした気持ちも残ってしまいました。
『君の名は。』は映画を観ていて、思わず吹き出してしまうような、笑いを誘うシーンもたくさんあり、楽しく観る事のできる映画です。
楽しくありながらも、胸を締め付けられるような切なさもあり、いろんな意味で心揺さぶられるストーリーでした!
新海誠の映画で特徴的な部分と言える、モノローグ(一人語り)も最高です。
新海誠監督の映画は「映像詩」と呼ばれていて、主人公のモノローグが、幻想的な風景描写や音楽と、絶妙に合っていてます。
『君の名は。』では「すれ違い」がかなり多く全てのキーとなっていると感じました。
『秒速5センチメートル』にもあった「すれ違いのシーン」ですが、『君の名は。』での「すれ違い」はある意味、究極のすれ違いだと感じました。
男女が入れ替わることに「すれ違い」の意味が込められている気がしました。
物語の中では、好きな人の生活や身体は知っていても、心そのものにはなかなか出逢えないという事が「すれ違い」であり、時空の壁も超えて会おうとする主人公2人の姿にも、「すれ違い」のシーンがあります。
何年か経ってそれぞれ別々の生活の中で偶然にすれ違い、相手の存在に気付いて振り返るという「すれ違い」シーンもあります。
一期一会の切なさや、出会いの奇跡など、青春時代の感動の全てが『君の名は。』の中にある「すれ違い」に含まれていると感じました。
『君の名は。』のフル動画を無料で見る方法と感想のまとめ
提供:(C)2016「君の名は。」製作委員会
最後に映画『君の名は。』のフル動画を無料でみる方法と、作品の感想をおさらいしますと
・映像がとにかく美しい
・音楽が雰囲気となってる
・「すれ違い」を思う新海誠監督
メガヒットした『君の名は。』を見ていない人には、是非見て欲しいと思います。
この作品を機に『新海誠ワールド』も一緒に楽し見ましょう。