大ヒット作「月刊少女野崎くん」のスタッフが再集結!
今度はアニメオリジナルで送る、ドタバタの青春ラブコメディ
「多田くんは恋をしない」のあらすじや感想、評価を知りたい!
この記事では
そんな方のために
・あらすじや、声優をおさらいしたい
・感想や評価が知りたい
このような疑問を解決できます。
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銀座に店を構える老舗「多田珈琲店」。
そこでバイトをしながら、経営者である祖父と、妹と暮らす高校生・多田光良。
ある日、桜の写真を撮りに街に出た光良は、外国人の少女・テレサと出会う。
日本へ来たばかりで、連れとはぐれてしまい、実は途方に暮れていたテレサ。
雨の中、ほっとけなくなった光良は、彼女を珈琲店に連れ帰る。
無事、連れのアレクと再開でき、共に去って行くテレサ。
これでお終いかと思いきや、それは始まりだった。
なんと翌日、光良のクラスに転入してきたのは、テレサたちで……。
多田くんは恋をしないのキャラ紹介
・多田光良
写真部に所属する高校二年生。事故で両親を早くに亡くし、亡父と同じカメラマンをめざしている。無口で、あまり感情を表に出すタイプではないが、根はまじめで優しい。
・テレサ・ワーグナー
欧州にある国ラルセンブルクからやってきた、素直で明るい性格の美少女。光良のクラスに転入する。日本の時代劇「れいん坊将軍」の大ファンで、日本語もそれで覚えた。故に時折「かたじけない」などと侍言葉が飛び出す。
・伊集院薫
光良のクラスメートで同じ写真部員。幼なじみでもある。容姿端麗だが、極端なナルシストでかつ、軽薄な言動のため、いろいろ誤解されることが多い。銀座の老舗料亭の息子で料理が得意。
・アレクサンドラ・マグリット
通称アレク。テレサと共にラルセンブルグから光良のクラスに転入してきた。テレサの幼なじみで、世間知らずなテレサの親友兼保護者のような立ち位置。テレサを守るためなら何でもする気でいる。くノ一呼ばわりされる、研ぎ澄まされた身体能力の持ち主で、一話ではテレサを襲っていると誤解した伊集院を蹴り飛ばした。
・杉本一
写真部の部長を務める三年生。後輩らからはピン先輩と呼ばれている。成績優秀だが将来の夢はヌード写真家で、女性の胸に並々ならぬ関心を抱き、おまけに思ったことが口に出てしまう、大変残念な人物。グラビアアイドルHINAの熱狂的なファンなのだが……。
・長谷川日向子
光良のクラスメート。真面目で地味な優等生で「委員長」と呼ばれている。杉本の幼なじみで、彼に半ば強制されて写真部員になった。秘密裏に、グラビアアイドルHINAとして活動していることに、鈍感にも杉本は気付いていない。
・山下研太郎
一年生の写真部員。光良を尊敬している。そのあまりな忠義ぶりに山下犬呼ばわりされているが、本人はむしろ嬉しそう。動物好きだが、なぜか全ての動物に嫌われる。
・多田ゆい
光良の妹。ミステリー小説『ひまわり急行 恋する事件簿』シリーズの愛読者で、話を始めると止まらない。山下のことが好きなのが見え見えだが、当人は気付かれていないつもりらしい。
・ニャンコビッグ
多田珈琲店で飼われている猫。美人が好きで、伊集院、山下ら特定の人物以外には温厚。
・シャルル・ド・ロワール
フランスの名門貴族の出で、学生の身ながら、企業経営者。容姿端麗・スポーツ万能、語学にも秀で、ネイティブなみの日本語も操る。更に思いやりにあふれた性格。実は幼い頃から定められたテレサの婚約者。
アニメ「多田くんは恋をしない」の見どころと感想
・『月刊少女野崎くん』
・コメディ
・カメラ
『月刊少女野崎くん』のメインスタッフが再集結したオリジナル作品というのが、本作を語る上でのいちばんのポイントです。
実際、監督・脚本・総作画監督とメインスタッフの8から9割方が共通でしょうか。これは比較したくなります。
ただ『野崎くん』が四コマの原作ものだったのに対して、今作はオリジナルと言うことで雰囲気はかなり違います。
たとえば両作品でともに主役を演じる中村悠一さんは「ギャグよりも人間関係のドラマが強い作品」と語っています。
ですから『野崎くん』のコピーを求めるのは違うかな、と。
それでも『野崎くん』といえばコメディ。本作もたっぷり笑わせてくれます。
たとえば『野崎くん』の御子柴くんを思わせる、美形だけれどすっとこどっこいなキャラが大勢いるのが本作の肝でしょうか。
アレクが怖いのにオバカな口が止まらない伊集院や、エロ妄想がだだ漏れのピン先輩あたりが小ネタの供給源です。
あと忘れちゃいけない「れいん坊将軍」。時代劇なのになぜに英語。「ぼう」で終る言葉ほかになかったんかい。
光良がカメラマンを目指している設定のほか、写真部が舞台になる本作。
スペシャル・サンクスにもキャノンにニコンにソニー、パナソニックとカメラメーカーが並んでいます。
更に写真部員それぞれの愛機も、たとえば光良はキャノンのD7200とか細かく設定されています。光良とテレサが知り合うきっかけもカメラで、お話のポイント・ポイントでカメラが出てきます。
当然、彼らが撮った写真も出てくるわけで、注意してみると楽しいですよ。
アニメ「多田くんは恋をしない」のあらすじの感想
光良らのクラスメートになったテレサとアレクは、更に部活動も同じ写真部に入部する。
そうして個性の豊かすぎる写真部の面々が引き起こすドタバタ騒ぎに巻き込まれながら、二人の距離は縮まっていく。
けれどテレサには光良たちに話していない、話すことができない秘密があった……。
彼らの出会いを描く一話、二話を経て、以降は終盤まで、サブのキャラ回が続き、それぞれがドタバタを演じながら、その内面をうかがわせるエピソードが展開されます。
そんな中、シャルルが登場し、テレサと光良の間には一筋縄ではいかない恋の障壁が横たわっていそうなことをほのめかす、シリアスな展開も徐々に増えていくという感じです。
サブキャラの個性を丁寧に描きながら、きっちり笑わせ、終盤、テレサと光良の恋の行方に物語の焦点が移ってからは一気にシリアスモードにチェンジする感じです。
クライマックスで明かされるテレサの秘密を含めて、奇をてらうようなところはどこにもありませんが、手慣れたプロの仕事という感じですかね。
アニメ「多田くんは恋をしない」の声優の感想と紹介
多田光良役の中村悠一さんは『月刊少女野崎くん』からの野崎くん役からの連投。
ちなみに『野崎くん』でヒロインの千代を演じた小澤亜李さんはなぜか猫の役です。そういえば宮野真守さんも、野崎くんが描く漫画のヒーロー役でしたね。
他のメンバーもご覧のような豪華なメンツ。ことに大塚明夫さんの配役なんて実に贅沢。
・多田光良
中村悠一さん
代表作品「月刊少女 野崎くん(野崎梅太郎)」「氷菓(折木奉太郎)」
・テレサ・ワーグナー
石見舞菜香さん
代表作品「さよならの朝に約束の花をかざろう(マキア)」「クジラの子らは砂上に歌う(リコス)」
・伊集院薫
宮野真守さん
代表作品「文豪ストレイドッグス(太宰治)」「DEATH NOTE(夜神月)」
・アレクサンドラ・マグリット
下地紫野さん
代表作品「アイカツ!(大空あかり)」「アイドルマスター シンデレラガールズ(中野有香)」
・杉本一
梅原裕一郎さん
代表作品「美男高校地球防衛部(由布院煙)」「ツキプロシリーズ(村瀬大)」
・長谷川日向子
石上静香さん
代表作品「下ネタという概念が存在しない退屈な世界(華城綾女)」「食戟のソーマ(水戸郁魅」
・山下研太郎
下野紘さん
代表作品「バカとテストと召喚獣(吉井明久)」「進撃の巨人(コニー・スプリンガー)」
・多田ゆい
水瀬いのりさん
代表作品「ご注文はうさぎですか?(チノ)」「Re:ゼロから始める異世界生活(レム)」
・ニャンコビッグ
小澤亜李さん
代表作品「この美術部には問題がある!(宇佐美みずき)」「月刊少女野崎くん(佐倉千代)」
大塚明夫さん(心の声)
代表作品「攻殻機動隊(バトー)」「ブラック・ジャック(ブラック・ジャック)」
・シャルル・ド・ロワール
櫻井孝宏さん
代表作品「PSYCHO-PASS サイコパス(槙島聖護)」「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない(岸辺露伴)」
アニメ「多田くんは恋をしない」の主題歌の感想
個人名義でのデビューが『月刊少女野崎くん』のOPだったというオーイシマサヨシさんが、気合いを込めて送る、軽快な告白ソングがOP。
EDはテレサ・ワーグナーとして石見舞菜香さんが歌います。
歌詞をみるとすごく悲しい曲で、訥々とした歌い方が情感をそそります。
・オトモダチフィルム
オーイシマサヨシ
・ラブソング
テレサ・ワーグナー(CV:石見舞菜香)
アニメ「多田くんは恋をしない」の試聴した感想とネタバレ
ネタバレというなら「ローマの休日」と言ってしまえばいいでしょうか。
本気で隠す気など元からないんでしょうが、かなり露骨にテレサの正体はほのめかされてるので、彼女がラルセンブルグの王女であることは、かなり早い段階でほとんどの視聴者が気付いていたことでしょう。
それはともかく、単に外国から来ただけではない、どこか違う世界の存在であるような非現実感を、テレサという少女はまとっています。
大好きな時代劇で日本語を覚えたので、時折奇妙な武家言葉が飛び出す、外つ国からやってきた、息を呑むほどにきれいな、世間知らずな女のコ。
これはもう、後になってみれば、ほんとうのことだったのかも怪しい、一夏の思い出式にまとめた方が、お話としてはスマートだったかも知れません。
そこをあえてゴツゴツした一本気なラブストーリーにまとめたところを、個人的には買いたいです。
アニメ「多田くんは恋をしない」の魅力的な部分と感想
・魅力的なキャラクター
・ラブストーリー
・背景作画
一つずつ解説します。
魅力的なキャラクター
ラブコメディらしく、キャラクターはほぼ全員、どこかオフビートです。
主人公の光良はいちばんの常識人ですが、それでもどこか変ですよね。その彼に思いっきり「変」呼ばわりされたテレサもやっぱり変です。
写真部員たちは言うまでもなし。委員長くらいですかね、まともなのは。
そして「変」だけじゃない、彼らの人間性を丁寧に描き込んでいることが本作の最大の長所だと思います。
ラブストーリー
『野崎くん』がラブコメディだったとするなら、『多田くん』はコメディより人間関係のドラマの比重が高く、ラブストーリーと言えるでしょう。
メインの光良とテレサだけでなく、ピン先輩と委員長、ゆいと山下、アレクと伊集院ORシャルルと、カップルになりそうな、微妙な関係が多くて、それぞれキュンキュンさせてくれます。
背景作画
作画が高いレベルで安定していたことも評価ポイントです。ことに淡い感じの背景美術が素晴らしいので、ぜひ注意して見てください。
アニメ「多田くんは恋をしない」の感想まとめ
最後にもう一度多田くんは恋をしないのあらすじや感想、評価の情報をまとめると
・キュンキュンのラブストーリー
・魅力的なキャラクター
・でも笑える
になるでしょうか。
笑える、ラブストーリーっていいですよね。