便秘気味なんだけど、オリゴ糖なら赤ちゃんにあげても大丈夫だけど、よくわからない。
赤ちゃんが便秘で悩んでいるママはこのように感じてる人もいると思います。
便秘の原因はさまざまですが、腸内環境を整えるオリゴ糖なら、赤ちゃんの体に優しく、おなかの調子も良好に保つことができます。
この記事では赤ちゃんにあげるオリゴ糖について以下のことがわかります。
・オリゴ糖の食べさせ方
・オリゴ糖をあげる頻度
・オリゴ糖の選び方
赤ちゃんへオリゴ糖を飲ませる方法、食べさせる方法
まずはじめにオリゴ糖の食べさせ方を解説します。
主に食べさせ方、飲ませ方は3つです。
・白湯に溶かす
・ミルク、母乳に入れる
・離乳食を混ぜる
それでは一つずつ解説していきます。
そのまま白湯にまぜる
赤ちゃんには顆粒は難しいので、お砂糖代わりに白湯に混ぜて、飲ませると良いです。
ミルクや母乳に混ぜる
母乳の場合は搾乳し、粉ミルクを使っている場合は、粉ミルクに混ぜれば抵抗なく飲めます。
粉ミルクの中には、最初からオリゴ糖が含まれているものもありますので、成分を確認してからあげましょう。
離乳食に混ぜる
オリゴ糖を離乳食に混ぜることもできます。
お粥やヨーグルトに混ぜると甘くなり、食べやすくなります。
ヨーグルトはオリゴ糖と相性が良く、腸内環境を整えるだけでなく、カルシウムの吸収力もアップするので、おすすめです。
赤ちゃんにオリゴ糖をあげる頻度は、毎日? 適切なのはどれくらい?
オリゴ糖は1日の摂取グラムを超えないように、3回の食事のタイミングで取り入れるのがベストです。
赤ちゃんは0.5〜始めましょう。(おこさま用カイテキオリゴの場合)
参考に言うと31のアイスを食べる時の、ピンクの小さいスプーンが2g程です。
一度に摂取すると、下痢をしたり、おなかが張ったりする可能性があります。
特に、乳児に与える場合は、初めは量を控えめにして、様子を見ながら徐々に増やしていくほうが良いです。
赤ちゃんが平気そうであれば一食で摂取しても問題はありませんが、市販の物だと甘すぎると感じてしまうこともあるかもしれません。
寝る前にとると、朝のお通じが良くなる人もいるので、子供にあった飲ませ方をしましょう。
オリゴ糖で赤ちゃんが便秘を解消する理由を簡単に説明
赤ちゃんのおなかの中には、多種多様な善玉菌、悪玉菌などがあり、それらの菌がバランスを取りながら腸内環境を良い状態にしています。
善玉菌の代表格は、ビフィズス菌。
ビフィズス菌は、腸の中を酸性に保ち、悪玉菌を抑制して、無理なく便秘を改善します。
日頃から善玉菌が多い状態にあればいいのですが、日々食べるものや、生活環境の変動により、善玉菌が減ってくる可能性があります。
特に赤ちゃんは腸内環境が乱れがちです。
「ビフィズス菌のご飯」はオリゴ糖なので、摂取することにより、善玉菌の量を増やすことができますです。
オリゴ糖は人工的なイメージがありますが、実は母乳にも含まれているのもので、毎日摂取しても体に悪いことはありません。
お砂糖よりも虫歯になりにくいので、赤ちゃんにも安心です。
赤ちゃんのオリゴ糖の選び方と種類
オリゴ糖には色々ありますが、粉末とシロップについて解説していきます。
赤ちゃんにおすすめなのは粉末タイプです。
詳しく解説していきます。
粉末
粉末タイプは、余分な糖類を除いてあるのが多く、オリゴ糖そのものの含有量が多いです。
粉末タイプはあまり甘みを感じませんので、味覚に影響を及ぼす心配が少ないです。
粉なので入れすぎることも少なく、使用量も調整しやすいです。
価格が液体タイプより高めになりますが、効果はシロップよりも高いです。
シロップ
シロップタイプは甘みが強く、飲みやすいのが特徴です。
反面、オリゴ糖の含有率が低く、添加物が多く含まれる傾向にあります。
価格は安くなりますが、子供にあげる場合は原材料を確認する必要があります。
価格が安いからとシロップにすると、一日の摂取量が多すぎたり、甘すぎたりすることも考えられます。
なのてま、乳児には粉末状のものを溶かして、少量づつあげるのが好ましいです。
赤ちゃんのオリゴ糖は大人用ではなく、子供用のものを
大人用の商品には、はちみつやプロポリスなど、赤ちゃんには致命的な調味料が使われている可能性があります。
特に、シロップタイプは添加物が多く含まれる傾向にあります。
赤ちゃんに与える場合は原材料の見極めが必要になるので、絶対子供用を選んでおきましょう。
実際に赤ちゃんに使ったオリゴ糖はコチラです。
はちみつは絶対にNG
はちみつには、オリゴ糖が含まれているので食べてもいいのでは、と思う人もいるかもしれませんが、
赤ちゃんには絶対に飲ませてはいけません、なぜなら、生のはちみつにはボツリヌス菌が含まれているのです。
1歳以上であれば抵抗力もついてくるので、菌が繁殖しなくなるのですが、乳児の場合は、最悪、乳児ボツリヌス症になる可能性があります。
ボツリヌス菌は、国内のはちみつの5%に含まれると言われています。
20個に1個という計算ですが、思ったより多く感じませんか?
はちみつの容器にも、1歳未満の乳児は食べないように記載があります。
実際に蜂蜜を食べさせて乳児が死亡してる事例がニュースなどであります。
オリゴ糖は絶対に赤ちゃんに、害のないものから摂取するようにしましょう。
オリゴ糖は赤ちゃんにどう食べさせるか、頻度やタイミング、選び方の情報まとめ
最後にこの記事をザッとおさらいしますと
・オリゴ糖はご飯に入れてあげる
・様子を見ながら毎日摂取する
・赤ちゃんは粉末の方が良い
・子供用のオリゴ糖を選ぶこと
赤ちゃんの便秘解消のために、オリゴ糖を継続的に摂取することが重要です。
3歳までに体質が決まってくるので、便秘がちな大人にならないように、腸内環境を整えてあげることが大事です。
オリゴ糖を適切に使い、便秘しらずの子供に育ててあげて下さいね。