スター・トレック(2009)のあらすじやネタバレ、感想、評価を知りたい!
この記事ではそんな方のために
・あらすじや、俳優をおさらいしたい
・感想や評価が知りたい
このような疑問を解決できます。
「スタートレック(宇宙大作戦)」はTVドラマから始まり、映画、アニメにもなった有名なシリーズです。
なんと最初のTVドラマシリーズは50年ほど前にスタートしていて、「スターウォーズ」とならぶSF2大巨頭ですね。
今回の作品「スター・トレック(2009)」はシリーズ最初の「宇宙大作戦」をリブート(再起動)して、監督自ら「ファンでなくても楽しめる作品」を目指した映画です。
「今まで「スタートレック」のタイトルは知っていたけど、実は観たことないなぁ」
「興味あるけどシリーズの数が多いからちょっと…」
私もそんなひとりでした。
でも「ちょっと試しで…」と軽い気持ちで観てみたら、もう止まりません。
そのまま続編2作と合わせて3作を1日で観てしまいました。
難しい設定がなくて話に入りやすいですし、なにより宇宙の広大さがよくわかって SF好きにはたまらない演出の作品です。
SF映画好きなのにまだ「スタートレック」シリーズを観たことがないひとにこそ、今回の作品はおすすめです。
ぜひ今回の「スター・トレック(2009)」を観て「スタートレック」シリーズにはまりましょう!
映画「スター・トレック(2009)」の評価点
95点/100
・テンポが良いストーリー展開
・宇宙に対する演出
・分かりやすい設定
この作品は難しい用語がたくさん出てきて置いていかれるなんてことが全くありません。
スルッと映画の世界観に入ることができ、ハマることができます。
テンポも良いので途中で疲れることもなくエンディングまであっという間ですよ。
個人的に演出で好きなポイントは 宇宙に生身で出たときの静けさ。
無音の世界である宇宙。
誰かが生身で宇宙に出るシーンは必ずBGMの音楽がなくなり、ただ呼吸音やヘルメットから聞こえる機械音だけが聞こえます。
そこにSF映画ならではの宇宙を感じることができました。
映画「スター・トレック(2009)」のネタバレ、あらすじの評価
引用:https://www.facebook.com/StarTrekAU/?brand_redir=7774903715
映画「スター・トレック(2009)」あらすじ
惑星連邦宇宙艦隊所属船「U.S.S.ケルヴィン」は突然巨大な宇宙船から激しい攻撃を受ける。
攻撃中止の交渉のために敵船へ向かった船長は殺され、代理船長を任命されたジョージ・カークはクルーへ脱出指示をだす。
クルーのなかには出産間際のジョージの妻もいた。
自動操縦機能を破壊されたため、手動操縦でクルーの脱出時間を稼ぐためにひとり船に残るジョージ。
攻撃手段もなくなり、敵船に船もろとも衝突することで足止めすることを決意したジョージのもとに、通信機から産声が届く。
敵の攻撃から父の死によって守られ産まれた男の子は、ジェームズ・タイベリアス・カークと名付けられた。
成長したカークは高い能力を持て余して、ケンカや警察沙汰を繰り返していた。
ある日、いつもと同じようにナンパからケンカに発展したバーで、父ジョージを知るパイク船長と出会い、惑星連邦宇宙艦隊への入隊を決意する。
3年後、士官候補生として訓練と試験を受けるカークは、クリア不可能に設定されていた試験を不正行為によってクリアし査問にかけられてしまう。
しかし査問会の途中で緊急救難任務が発生し、士官候補生は全員出動することに。
謹慎処分としてひとり取り残されるところだったカークは、友人の医務士官候補生レナード・マッコイの機転によってパイク船長が指揮する「U.S.S.エンタープライズ」へ乗船する。
救難任務に向かった「U.S.S.エンタープライズ」。
しかし、ワープを抜けた先にはカークの父の船「U.S.S.ケルヴィン」を襲った巨大な宇宙船が待ち構えていたのだった。
映画「スター・トレック(2009)」評価
能力は高いけど、前しか見ないでただただ突き進んでいくカーク。
この映画は若くて未熟なカークが、自分の信じる正しさと仲間の助けによって、父のような立派な士官、船長に成長していく物語です。
主人公のカーク、これから右腕になっていくスポック、そして頼れる「U.S.S.エンタープライズ」のクルーたち。
新しい「スタートレック」の序章として、それぞれがどんなキャラクターなのか、どんな背景があるのかをたっぷり描いています。
ここから新しい「スタートレック」が始まります!
映画「スター・トレック(2009)」の俳優評価
未来から来たスポックを「スタートレック」シリーズの「初代スポック」レナード・ニモイが演じました。
メイクの力もあるからか、現代のスポックと未来からきたスポックが並んでも違和感がなく、本当に現代のスポックが老いるとこうなると思わせてくれます。
・ジェームズ・T・カーク
クリス・パイン(吹替え:阪口周平)
代表作品「ブラック & ホワイト」 「ワンダーウーマン」
・スポック
ザカリー・クイント(吹替え:喜山茂雄)
代表作品「マージン・コール」「スノーデン」
・レナード・マッコイ
カール・アーバン (吹替え:宮内敦士)
代表作品「ロード・オブ・ザ・リング」「RED/レッド」
・スポック(未来)
レナード・ニモイ (吹替え:菅生隆之)
代表作品「スタートレック」シリーズ「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」
映画「スター・トレック(2009)」の主題歌の評価
序盤のカークの誕生からタイトルにかけて流されるこの曲。
徐々に盛り上がっていき、ここからカークの壮大な物語が始まることを予感させる演出になっています。
『スター・トレック』
作曲:マイケル・ジアッキノ
エンドクレジットには「スタートレック」ドラマシリーズの曲も使用されています。
「U.S.S.エンタープライズ」と広大な宇宙の映像と流れるこの曲。
もともと「スタートレック」のファンだったひとには嬉しい演出ですね。
映画「スター・トレック(2009)」の試聴した感想とネタバレ
映画「スター・トレック(2009)」を見た感想ですが、カーク船長と愉快な仲間たちのその後の航海がすごく気になってしまいました!
出会いが最悪でその後も衝突しながら、最後にはお互いを船長、副長と認め合ったカークとスポック。
この 能力は最高!でも性格が正反対のふたりがこれから最強タッグになっていくんだろうなと思うと、その道のりを知りたくてたまらなくなります。
特にカークは若くてまだまだ未熟な船長。
高い能力と自分を信じる強さで上手く物事を解決しましたが、今後はそう簡単にいかないでしょう。
そんな若い船長を副長のスポックをはじめ、頼れる愉快な仲間たちが支えていき、未来では地球の英雄とよばれるような船長になっていくのかと思うと、その成長を見ないわけにはいきません。
映画「スター・トレック(2009)」は「スタートレック」の新しいファンになりたいひとにぴったりの映画です!
映画「スター・トレック(2009)」の評価が高いと思うネタバレポイント
・ちょこちょこある笑いどころ
・すべてのキャラクターに用意された見せ場
一つずつ解説します。
正反対のカークとスポック
感情に正直で、自分の信じる正しさのもとに行動するカーク。
感情を抑え込み、論理的思考のもとに行動するスポック。
まさに正反対のふたりなので何度も衝突して、殴り合います。
船長代理になったスポックがカークを船外追放して、危険な惑星に飛ばしてしまうことも。
しかし徐々にお互いを理解し、船長代理を辞任したスポックと船長代理になったカークは、ついに敵の船をブラックホールへ。
「U.S.S.エンタープライズ」もブラックホールに飲み込まれる危機に陥りながら、なんとか逃げ切れたときには、ふたりはアイコンタクトで勝利を分かち合いました。
ちょこちょこある笑いどころ
序盤から謎の敵に主人公の父親が殺されてしまうという展開で、 この後どんどんシリアスになっていくのかなと不安になりました。
ところが実際は、「U.S.S.エンタープライズ」の初航海で操舵手がアンカーを外し忘れてたり、ワクチンの拒絶反応で主人公の手がクリームパンみたいになったりと笑いどころがあちこちに。
シリアスや重いストーリーが苦手なひとにも、笑って楽しめるストーリー展開になっています。
すべてのキャラクターに用意された見せ場
この作品は新しい「スタートレック」の始まりの物語。
メインキャラクターのカークとスポックだけではなく、ふたりを支える頼もしい仲間たちの見せ場をそれぞれ用意することで、キャラクターたちの魅力と能力を知ることができます。
他の星の言語に強い通信士官の ウフーラ
接近戦もできる操舵手の スールー
機械に強い航海士の チェコフ
ワープに関することは最強の技術者 スコット
こんな魅力的なキャラクターたちがそろっていると、続編での彼らの活躍も観たくなってしまいますね。
映画「スター・トレック(2009)」のネタバレあらすじ、感想、評価情報まとめ
最後にもう一度スター・トレック(2009)のあらすじや感想、評価の情報をまとめると
・すべてのキャラクターに用意された見せ場
・カークと仲間たちのその後が気になる
映画「スター・トレック(2009)」は新しい「スタートレック」シリーズの始まりの物語です。
キャラクターたちの出会い、成長、そして今後への期待がぎっしり詰まった興奮がとまらない映画です。
ぜひ続編映画 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、「 スター・トレック BEYOND」とあわせて観て、「スタートレック」ファンの仲間入りをしましょう!