実写映画 「図書館戦争」はひどいのか感想を知りたい!
この記事ではそんな方のために
・あらすじや、俳優をおさらいしたい
・感想や評価が知りたい
このような疑問を解決できます。
映画「図書館戦争」は「フリーター、家を買う。」「空飛ぶ広報室」などで知られる人気作家有川浩の「図書館戦争」シリーズを原作としています。
「図書館戦争」シリーズは累計600万部以上を売り上げ、漫画化、アニメ化も果たし、その人気はとどまるところを知りません。
そんな 人気シリーズの実写映画化となると気になる方も多いですよね。

「原作の小説は大好きだけど、実写を観てガッカリしたくない」

「アニメしか観ていないけど、ちょっと実写映画も気になる」
この映画は原作、漫画、そしてアニメ、どの「図書館戦争」が好きな方の期待も裏切らない、ひどいどころか逆に超えていく作品です。
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・キャスティングのこだわり
・アクションシーンと銃撃戦シーンの迫力満点
・リアル堂上と笠原
この作品のなかでの岡田准一と榮倉奈々は、最初から最後までリアル堂上と笠原です。
図書館内業務中に笠原の頭をはたく堂上のシーンでは、「演技ではなく本当に叩きましたよね!」という迫力です。
容赦のない岡田さんに一生懸命ついていく榮倉さんという二人が、最高に堂上と笠原です。
映画「図書館戦争」のあらすじの感想
昭和から「正化」となった日本では、人権侵害や公序良俗を乱す表現のあるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が制定されていた。
正化31年
笠原郁は昔自分を助けてくれた憧れの王子様を目指し、関東図書隊へ入隊した。
入隊後、鬼教官堂上篤のもと厳しい訓練に耐える笠原は、ある日初の女性タスクフォース隊員に任命される。
タスクフォース堂上班の一員となった笠原は、堂上にフォローされながら更なる訓練に図書館業務、そしてメディア良化隊との戦いへ、その身を投じるのだった。
「正化」と「メディア良化法」という近未来SF要素、図書隊とメディア良化隊とのアクション・戦闘要素、そして上司・部下の微妙な恋愛要素と盛りだくさんの作品です。
厳しいながらも、いざという時の フォローが完璧な上司堂上。
どんなときも正面から 一生懸命に向かっていく部下笠原。
この2人の姿は、上司と部下どちらの立場から見ても「こんな上司、部下が欲しかった…」としみじみ思わせてくれます。
映画「図書館戦争」の俳優の感想
映画化される前に、雑誌「ダ・ヴィンチ」によって読者投票による仮想キャスティングが行われました。
そこで主人公2人の 1位に選ばれた俳優が、偶然ながらこの映画でもキャスティングされています。
当然そのキャスティングは、キャラクターのイメージを壊すどころか、作品にピッタリ過ぎです。
・堂上篤
岡田准一
代表作品「永遠の0」 「軍師官兵衛」
・笠原郁
榮倉奈々
代表作品「メイちゃんの執事」「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON Ⅰ」
・小牧幹久
田中圭
代表作品「軍師官兵衛」「おっさんずラブシリーズ」
・手塚光
福士蒼汰
代表作品「きょうは会社休みます。」「カイジ ファイナルゲーム」
ちなみに、作者有川浩は原作キャラクター「稲峰司令」を児玉清さん、「柴崎麻子」を栗山千明さんでイメージして執筆しました。
そのためすでに亡くなっていた児玉さんは写真として登場し、栗山さんには直接オファーしたという徹底したキャスティングです。
映画「図書館戦争」のテーマ曲の感想
曲の入りから徐々に盛り上がっていき、曲と一緒に自分のテンションも上がっていきます。
この曲を聞いているだけで図書隊がただの軍隊ではなく、そこに守る本があるから戦うのだと伝わり、劇中でもエンディングでも素晴らしい効果があります。
『Library Wars』
作曲・編曲:高見優
映画「図書館戦争」の試聴した感想とネタバレ、誰がひどいと言ったのか
映画「図書館戦争」を見た感想ですが、まさに原作のキャラクターがいきている世界でした。
イメージぴったりのキャスティングに、俳優それぞれも 原作が好きなんだなと思わせる演技の数々です。
特に堂上役岡田さんの本の背表紙をなでる所作と笠原の頭をなでる所作は、堂上がそれぞれを大切に思っていることをよく表現していました。
どちらも監督から岡田さんへ詳しい指示なしでの演技だったそうで、岡田さんの堂上への愛を感じます。
映画「図書館戦争」がひどいと思えないポイントの感想
・先が気になるラブストーリー
・自衛隊協力の迫力ある銃撃シーンと師範岡田によるアクション
一つずつ解説します。
完璧なキャスティングによってさらに格好よくなるセリフの数々
原作にあったカッコいいセリフの数々が、イメージぴったりのキャスティングによって、さらなる 説得力と迫力を持ちます。
誘拐された笠原と司令を助けに行く途中で、堂上は小牧へ笠原に対する本心を話します。
その切ない堂上の横顔とセリフから、そして共に流れる笠原の回想から、堂上の笠原への想いが胸に刺さります。
そして数あるカッコいいセリフのなかで 一番カッコいいと思ったのはこちらです。
「無法は無茶で叩き潰す、それが図書隊の流儀だ」
笠原と司令が誘拐され、武器の使用を制止しようとした刑事に玄田隊長が 不敵な笑みとともに放ちました。
このシーンを観たときには、笑みがこらえられないまま 「玄田隊長!」とつぶやいてしまいました。
玄田隊長役橋本じゅんさんの不敵な笑みとこのセリフが、まさに豪快で豪胆な玄田隊長でした。
先が気になるラブストーリー
「図書館戦争」の見どころの1つは、堂上と笠原のラブストーリーです。
鬼教官の厳しさに反発する笠原ですが、いつも身を挺してフォローしてくれる堂上が徐々に気になっていきます。
堂上も採用のときからいろんな意味で意識していた笠原へ厳しく接しながらも、しっかりとフォローできるように気にかけます。
お互いにお互いを目で追いながらも、顔を合わせれば悪態をつき、頭をはたき、頼り頼られる。
この 微妙な関係がどう発展するのか、この先がとても気になってしまいます。
自衛隊協力の迫力ある銃撃シーンと師範岡田によるアクション
メディア良化隊との全面対決である小田原攻防戦では、 圧倒的に不利な図書隊が負傷者をフォローしながら銃撃戦に臨みます。
弾ける土嚢に、隊員たちの額から流れる汗、そして聞こえてくる堂上の息遣いに、原作よりもさらに緊迫した空気が伝わります。
「カリ」「ジークンドー」「USA修斗」と3種類の格闘技で師範資格を持つ岡田さん。
すべてのアクションシーンでその動きの素晴らしさが観れますが、特にすごいのが書店跡地で誘拐犯たちと 1人対峙するシーンです。
薄暗いなかでナイフや銃を持つ相手に最終的には素手で向かっていき、驚異の動きで1人、また1人と傷を負いながら倒していく堂上。
流れるように繰り出される技の数々に、息をするのも忘れて見入ってしまうこと間違いないです。
実写映画「図書館戦争」の感想、ひどい訳が無かった!
最後にもう一度図書館戦争のあらすじや感想、評価の情報をまとめると
・イメージどおりの完璧なキャスティング
・羨ましくなるような主人公2人の関係
・原作を超えるアクションと銃撃シーン
期待を裏切らない 俳優陣の演技と原作の 世界観を大切にする制作陣のタッグによる、完璧な実写化映画です。
この映画を観るともう一度原作や漫画、アニメが 恋しくなること間違いありません。
「図書館戦争」にさらにハマりたい人には、ぜひ観ていただきたい作品です。
続編の映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」のチェックもぜひお願いします。