母なる証明の感想と評価! 胸糞だが見て損はない

悩んでる人
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母なる証明のあらすじやネタバレ、感想、評価を知りたい!

この記事ではそんな方のために

・映画「母なる証明」を無料で見る方法
・あらすじや、キャストをおさらいしたい
・感想や評価が知りたい

このような疑問を解決できます。

 

この作品は 芸術的な映像やヘビーな内容の映画が好きな人に、特におすすめです。

2019年の有名映画賞を総なめにした「 パラサイト 半地下の家族」で認知度が広まった ポン・ジュノ監督​のヒューマンドラマ・ミステリ映画です。
映像美も勿論の事ですが、テンポの良い音楽と共に進んでいく物語も見応えバッチリです。

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映画「母なる証明」の評価点

100​​/100​

評価ポイント

・母親の心情表現の精巧さ
・どこを取っても完璧な作品
・徐々に判明する真相のスリル
​​

 

この作品は初めから終わりまで、 主人公親子の狂気性を感じられます。

最初は、息子のトジュンは知的障害があるただ心がピュアな人物で、
母親も息子思いの少し過保護なだけの至って普通の家族なのかなと感じますが、作品を見進めていくと、どんどん二人の狂気性が見えてきます。

純粋さも母性も、行き過ぎると狂気になるのか、と 色々考えさせられる作品​になっています。

 

映画「母なる証明」のネタバレ、あらすじの評価

あらすじ

知的障害のある息子・トジュンを、母親は常に心配していました。

トジュンには悪友のジンテがおり、トジュンがベンツに轢かれかけた際、
何もできないトジュンに代わってジンテは復讐を助けてくれました。

しかし、ジンテはバックミラーを破損させた 責任をトジュンに転嫁​​したことから、
母親は 彼との絶交をトジュンに勧めていました​。

ある日、トジュンはナンパしようとした少女(アジョン)に逃げられました。
その翌日、少女は死体となって発見され、
トジュンは殺人容疑で逮捕されてしまいました。

息子が殺人など犯すはずがないと信じる母親は、警察や弁護士に追い縋りますが、
その努力も無駄と知り、 自らの手で事件を解決しようと奔走していきます。

 

評価

愛する息子が殺人犯として警察に捕まり、息子の冤罪を信じ翻弄する母親の映画です。

しかし実際は、 息子・トジュンが少女・アジョンを殺しており​、それを知った上で母親は 自らの手をも汚し、息子を守ろうとする、、、。

まさに題名通り、「 母なる証明​」ですね。
拭いきれない暗さを感じる映画です。

胸糞もありますが評価は最高としか言いようがないです。

映画「母なる証明」のキャスト評価

母親
キム・ヘジャさん
代表作品「田園日記」 「母さんに角が生えた」

息子 トジュン
ウォンビンさん
代表作品「マイ・ブラザー」「フレンズ」

ジンテ
チン・グさん
代表作品「オールイン」 「太陽の末裔」

ジェムン刑事
ユン・ジェムンさん
代表作品「オクジャ」 「パパとムスメの7日間」

アジョン
チョン・ミソンさん
代表作品「殺人の追憶」 「八月のクリスマス」

 

映画「母なる証明」の試聴した感想とネタバレ

映画「母なる証明」を見た感想ですが、
ポン・ジュノ監督が 素晴らし過ぎる!
なんて 素晴らしく作り込まれた映画なのだろうと、何度見ても思います。

陽気な音楽に合わせ母親が物憂げな表情を浮かべ踊るシーンから始まり、
タイトルが出るまでで、もう既に視聴者の心はこの作品にグッと掴まれます。

そこから場面が変わり、物語がテンポ良く進んでいきます。

主人公のトジュンは少し抜けており、
「バカ」呼ばわりされる事に 異常に反応し凶暴化してしまいます。

ポン・ジュノ監督らしいクスッと笑えるようなシーンもあったりするのですが、
それを 圧倒する内容の重さ​なんですよね。

開始40分位でトジュンの母親がわざわざ殺された女学生のお葬式に行き
「息子は犯人じゃない!」と叫び主張するシーンがあり、
殺害された女学生の家族が激怒し摑みかかるのですが、
殺害された女学生の家族が
「アジョンを返して!」「あんなイカれた野郎をなんでかばうのさ!」
とトジュンの母親への問いかけに対し、
トジュンの母親はそこで「 息子を恨んだら絶対に許さない!」とお葬式の場で叫びます。

個人的にはそのシーンで、この母親が息子への愛情だと思っているものは、
愛情と言うより深い共依存に近い愛情なのかなと感じました。

この親子の狂気性が垣間見えるシーンは多々あり
そのシーン達を見ていると、共依存になってしまうのも
最後のシーンも納得だなと感じました。

 

映画「母なる証明」の評価が高いと思うネタバレポイント

・母性の暴走
・オープニングの衝撃
・主人公親子の名演

 

一つずつ解説します。

母性の暴走

息子を助けたい一心で、刑事や弁護士に縋ったり、
トジュンの悪友ジンテの家に忍び込み証拠を探したり、
息子の犯行を見たおじさんを殺してしまったり、、、
息子と無理心中を図ろうとした暗い過去​を持っている母親の罪悪感故なのか、息子に対しての気持ちがとても一般家庭の愛情とは違う、 狂気に近い強烈な母性を感じます。

オープニングの衝撃

物憂げな雰囲気の広大な草原の中を、虚ろな目をした母親が歩いて来るのですが、ただ歩いて来るだけではなく恐怖や焦燥感、疲弊感や悲壮感等の様々な感情を感じさせるのがまず物凄く素晴らしいです。

そこから母親はふと思い立ったように踊り始めます。ただ、感情に任せ体を委ね踊ります。

シュールレアリスムや強烈なエモーショナル、母親自身の不安定さをひしひしと視聴者に感じさせ、どんどん踊りに夢中になっていく途中でシーンが切り替わり、
どんよりとした色合いの背景とタイトル、そして母親が自らのシャツの右腹部にゆっくり手を入れるモーションでオープニングが終わります。

たった数分のオープニングですが、 作品での母親の心情を痛いほど感じられる​圧倒のオープニングです。​

主人公親子の名演

ポン・ジュノ監督は勿論天晴れなのですが、役者陣の演技が圧巻でした。

中でもずば抜けて素晴らしかったのが、母親役のキム・ヘジャさんとトジュン役のウォンビンさんです。

キム・ヘジャさんは約10年振りの映画出演で、ウォンビンさんは約5年振りの俳優復帰だったとインタビューで語っています。

そして、 注目して欲しいのが二人の目です。
目は口ほどに物を言うとは言いますが、まさにこの作品ではそれそのもので、 二人の心情や狂気性​をビシビシと感じられ、とてもリアルなのです。

私もたくさんの映画を観てきた方ですが、ここまで目が物を言ってる作品は数える程しかありません。

作品観賞時には意識せずとも、二人の瞳に見入ってしまうと思います。

映画「母なる証明」のネタバレあらすじ、感想、評価情報まとめ

最後にもう一度母なる証明のあらすじや感想、評価の情報をまとめると、

 

・オープニングが傑作
・主人公親子の圧倒的演技力
・ポン・ジュノ監督作品の精巧さ

 

映画として満点、芸術としても満点、物語も演技も満点のこの作品は、 映画好きならば絶対観た方がいいです!

どんな視点から観ても素晴らしい映画なので是非観てみて下さいね!

 

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