91daysの感想とネタバレをアニメ調に解説! 人を選ぶ作品だが

少年の幸福な日々は、ある夜、唐突に終わりを告げた……。

マフィアの抗争に巻き込まれ、家族を殺された少年の凄惨な復讐劇。

「91Days」のあらすじや感想、評価を知りたい!

 

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「91Days」のあらすじ

禁酒法の時代、貧民街の片隅で死んだように生きる青年アンジェロ・ラグーザ。

彼の元へ過去から届いた一通の手紙。それが91日間に渡る悲劇の幕を開けた。

少年の父親はマフィアの金庫番だった――。

ある夜、一家を訪れたヴィンセント率いるヴァネッテイの男たち。

ファミリー内部で抗争が起きたのだ。父親は「間違った」側も付いていた。

無残に殺されていく、父と母、そして弟。

雪原に逃れ出た少年だけが、ただ一人生き残る……。

七年の後、一通の手紙が、密造酒の街ローレスへアンジェロを呼び戻した。

彼は名前をアヴィリオと変えて、復讐のためファミリーに潜り込む。

旧友コルテオをも道具でしかない。復讐の計画は無慈悲に動き始める。

迷いはない、そのはずだった。

けれど敵の一人、ネロとの間に何時しか産まれた感情を、どう呼ぶべきか、

アンジェロは知らない。

「91Days」の登場人物

・アヴィリオ(アンジェロ)

家族をヴァネッテイファミリーに皆殺しにされた少年。七年の時を経て、復讐のため、ローレスへ戻ってくる。旧友コルテオが造る密造酒をとっかかりに、招待を隠してファミリーに入り込み、復讐を開始する。けれども行動をともにするうち、ネロに対して、思ってもみなかった感情をいだき始める。

 

・ネロ

ドン・ヴァネッテイの息子で次代のボス。アヴィリオの敵の一人。悪ガキがそのまま大人になったような、陽気な青年。信義と友情に厚く、仲間を思いやる気持ちは熱い。

 

・ヴァンノ

ネロの部下。幼馴染で、ともに散々バカをやった親友。直情径行で熱くなりやすく、仲間を傷つけられたら黙ってはいられない。一方で、料理が得意で、信心深いという一面も持つ。アヴィリオの敵の一人。

 

・コルテオ

アヴィリオの幼い頃からの親友。生計を立てるために密造酒を造っていた。しかしマフィアは嫌いで、彼らとの取引は拒み続けていた。けれど彼の造る極上の密造酒をファミリーへ食い込む道具にしようと目論むアヴィリオによって、復讐計画に強引に巻き込まれる。

 

・ファンゴ

密造酒の縄張りをめぐり、ヴァネッテイファミリーといざこざを繰り返しているオルコファミリーの幹部。暴力を偏愛し、人間を傷つけることを好む異常者。凶暴で狡猾。色んな意味で危ない男。

 

・フラテ

ネロの弟だが、対照的な性格で、兄弟仲は上手くいっていない。シカゴのガラッティファミリーの傘下に入ることが、ヴァネッテイファミリーにとっても良いことだと考えている。

 

・ロナルド

シカゴの大ボス、ドン・ガラッティの甥。ネロの妹と結婚して、ヴァネッテイファミリーの一員となるが、ほんとうの忠誠心は今もドン・ガラッティにある。

 

・バルベロ

ネロの部下だが、彼に言わせると「俺の頭」で参謀役。熱くなりやすいネロらと違い、常に冷静。

 

・ヴィンセント

ドン・ヴァネッテイ。アヴィリオの敵の一人。ネロとフラテの父親。

 

アニメ「91Days」の面白い部分のネタバレ

評価ポイント

・マフィア

・復讐劇

・BL

91Daysは暗黒街での構想を描くマフィア物です。義理人情なんてのが重視される、本邦のヤクザ物の魅力がその泥臭さだとすると、対照的にクールでドライ。なによりスタイリッシュな感じがたまりません。

小雨の落ちる曇天の下に佇む、トミーガンをロングコートで隠した男たち、なんて画を想像してニヤニヤしてしまうような人には、本作は絶対のおすすめです。

みんな大好き復讐劇。とは言え、痛快なんて形容詞は付きません。血を血で贖うタイプの復讐劇なんて、悲劇にしか至りません。

けれど親友と呼んでもいい男たちが、運命に引きずられるようにして殺し合う様は、陰惨ながら、目を離せない、暗い魅力があるものです。

一昔前なら、暗黒街に生きる男たちの友情、と言っとけばよかったんですけどね。昨今はそうもいかない。

実際、強い嫉妬も伴って、男たちの間で流れる感情は「愛情」と呼んだほうがスッキリします。

ネロを中心に入り乱れる、その愛情のもつれが悲劇を産んでいくのです。

ことにネロ、アヴィリオ、コルテオの関係は、いびつな三角関係と見なせますし、その崩壊が物語をのっぴきならない悲劇へと追い込んでいくのです。

アニメ「91Days」のあらすじとネタバレ

復讐のため、別人になりすましたアヴィリオはファミリーに潜り込む。

けれどもヴァネッテイファミリーも内憂外患。ローレスの縄張りを巡るオルコファミリーとの抗争は激化を続け、両者をまとめて、自分の配下にしてしまおうと企む。

シカゴのドン・ガラッシアの思惑がそれに絡んでくる。ヴァネッテイファミリー内部でもそれに応じようとするもの、反発するものの対立が続く。

そんな中、アヴィリオは敵の一人ネロとともに、いくつもの死線を乗り越え、いつしか腹心の友となっていく。それは計算ずくの行動のはずだった。けれど……。

そうした大筋はあるものの、終盤に至るまでの物語の中核は、アヴィリオとネロの二人が次から次の危地を乗り越えていくバディストーリーです。

こうした場合、重要になるのは、そうした脅威をどこまでちゃんと描いているかです。

何せ、それをくぐり抜けることで二人が友情を深めていくためのイベントですから、そちらの方が肝心とばかりに、つい手を抜き勝ちになる。

でもそれだとつまらないわけで、「91Days」はそんなところでも繊細です。

例えば単純な敵役に見えるオルコファミリーも、内部にドン・オルコと異常者ファンゴ(津田健次郎氏の怪演が光る)との対立を抱え込んでいて、ドンのキャラクターも細かく設定されている。だからこそ、それを踏まえたアヴィリオの知略が生きるわけです。

アニメ「91Days」の声優の評価

男性ばかりですが、まずは安心できる顔ぶれと言っていいんじゃないでしょうか。

・アヴィリオ
近藤隆さん

代表作品「家庭教師ヒットマンREBORN!(雲雀恭弥)」「DIABOLIK LOVERS(逆巻スバル) 」

・ネロ
江口拓也さん

代表作品「黒子のバスケ(小金井慎二)」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(比企谷八幡)」

・ヴァンノ
小野大輔さん

代表作品「おそ松さん(松野十四松)」「進撃の巨人(エルヴィン・スミス)」

・コルテオ
斉藤壮馬さん

代表作品「ハイキュー!!(山口忠)」「残響のテロル(ツエルブ / 久見冬二)」

・ファンゴ
津田健次郎さん

代表作品「無限の住人(万次)」「薄桜鬼(風間千景)」

・フラテ
西山宏太朗さん

代表作品「メジャーセカンド(佐藤光)」「TSUKIPRO THE ANIMATION(堀宮英知)」

・ロナルド
中村悠一さん

代表作品「氷菓(折木奉太郎)」「魔法科高校の劣等生(司波達也)」

・バルベロ
櫻井孝宏さん

代表作品「PSYCHO-PASS サイコパス(槙島聖護)」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(松雪集〈ゆきあつ〉) 」

・ヴィンセント
山路和弘さん

代表作品「PSYCHO-PASS サイコパス(雑賀譲二)」「ワンパンマン(シルバーファング / バング)」

アニメ「91Days」の主題歌の評価

OPはノイジーなギターが鳴り響く、暗くてアグレッシヴな曲。この曲調からは悲劇しか予感できません。

EDは歌詞のないスキャット。「ラ、ララ~」って、しぶすぎませんかね。

・Signal

TK from 凛として時雨

・Rain or Shine

ELISA

アニメ「91Days」の試聴した感想とネタバレ

マフィア物で、復讐譚。主人公は正体を偽って、敵の組織に入り込み、共に闘って友情さえ覚えている相手を殺していく――。

この時点で悲劇にしかならないことは決まっています。けれど物語は、安直にそうした思い込みに寄りかからない。

アヴィリオがどうして抜き差しならない、悲劇の泥沼にハマっていくのかを、丁寧に描きこみます。

ネタバレになりますが、例えばコルテオの死がそれです。

自分の復讐に強引に巻き込んでしまったために、旧友を死なせてしまった――。この引け目がある以上、アヴィリオには、もはや復讐を途中で投げ出すという選択肢は残されていないのです。

だから彼は泥沼に自分から引き込まれていく。

物語の完成度はすごく高かったと思います。惜しむらくは作画の出来がそれに伴わなかったこと。作画の水準が一貫して高いとは言えなかったことは、やはり残念です。

バッカーノ!のあらすじをネタバレなしで紹介。評価や感想も書いてみた

アニメ「91Days」が面白いと思うすすめポイント

・スタイリッシュな描写

・運命悲劇

・いびつな愛の物語

一つずつ解説します。

スタイリッシュな描写

セピアがかったモノトーンを思わせる画面は、終始スタイリッシュ。悪く言えば気取りすぎですが、こういうものは照れたら負けです。

禁酒法時代のアメリカが舞台ですが、このスカし方といい、女性が殆ど出てこないで、男の友情が前面に出てくるところなど、アメリカン・ハードボイルドというより、ジャン・ピエール・メルヴィルの「サムライ」とか「イヌ」みたいなフレンチノワールの世界。わかんない人は名画座で確かめましょう。

 

運命悲劇

復讐なんて悲劇しか生みません。少なくとも日本人のまともなクリエイターなら、復讐を終えた主人公がニッコニコなんて話は、まず創らない。

アヴィリオの復讐も、徐々に彼自身を責めさいなむようになります。それでも復讐を止めることができないアヴィリオは、最後にネロに言う。

「なぜあのとき俺を殺さなかった?」。

七年前の襲撃の夜、ネロはアヴィリオを見逃した。――もしあの夜、君が殺してくれていたら、僕はこんな苦しい思いなどしなくて済んだ。

こうして運命の円環は閉じ、悲劇は完成する。

 

いびつな愛の物語

アヴィリオのネロへの思いはやはり「愛」でしょう。彼が復讐に固執し、どうしても諦めきれなかったのは、もしかしたら単にネロの側にいたかったからではないでしょうか。

けれども、もしそうなら、復讐を諦めるようにアヴィリオに言い続けたコルテオには、別の動機があったと言えるかも知れません。

だからこそ彼は大学へ行け、というアヴィリオの提案を蹴ったのです。

そして彼の死が、アヴィリオとネロの間であり得たかも知れない和解を、なきものにしてしまったとしたら……。

コルテオは本当に巻き込まれただけの被害者だったのでしょうか?

 

アニメ「91Days」のあらすじ、感想、評価情報まとめ

最後にもう一度91Daysのあらすじや感想、評価の情報をまとめると

・スタイリッシュな暗黒街もの

・運命悲劇としての復讐劇

・いびつな愛の物語

になるでしょうか。

暗黒街を舞台にした、スタイリッシュで、悲劇的な復讐の物語。ハマる人は間違いなくハマります。

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