海水浴シーズンになりましたね、海に行く! と言うだけでワクワクしてきますね!
準備をしてるだけでも楽しくなったりしてくると思います。
子供も安心な綺麗な穴場な海はこちら
海で楽しむのは勿論なのですが、海には危険が数多くあります。
海難事故の約半分は、海で起こっています。
今回はより安全に遊び、無事に帰るための、 事故率の中で1番高い原因の溺れることについて調べてまとめたものを書きたいと思いま す。
事前知識をしっかりつけてから、 事故なく安全に海水浴を楽し見ましょう!
海で安全に遊ぶためには以下のことが重要です
もし万が一溺れそうになったら
それぞれを詳しく深掘りしていこうと思います。
事故の原因
事故になる原因は、過信と、パニック、知識不足が主な理由です。
過信
実は事故のほとんどは高校生以上の人達だというこをご存知でしょ うか?
飲酒をし冷静な判断を下せなくなり、運動不足にも関わらず、 まだ自分は泳げると思い、溺れてしまうというのが事実です。
足を攣ったらプロでも危険です、 普段体を使ってない人がいきなり水に入ったら、 より足を攣りやすくなってしまいます。
もう自分は泳げないのだと、自覚しましょう。
パニックになる
やばい、溺れる!と思うと、無我夢中で暴れてしまいます。
そうすることにより、血中の酸素が一気に消費され、 苦しくなります。
海面で無理に息を吸おうとし、水を飲んでしまい、 更に溺れるてしまうのです。
知識不足
海や川には危険な場所が必ずあります。
それに知らずに近付いてしまったりすると、 危険度が一気にあがります。
なので、事前に知識を知っておくがとても重要ななのです。
危険な海の状態というのは状況により少なからずあります。
特に危険なのは、台風の前後、沖に流される離岸流、 海底に流される逆潜流、遊泳禁止区域外での遊泳、 水の量が増える雨の後日などが挙げられます。
より安全に海水浴を楽しむ為に、詳しく知っておきましょう、 知っていれば周囲の人や、子供達にも教えられるので、 これを機に覚えましょう。
もし溺れそうになったら?
溺れそうになった場合は、まずは冷静になりましょう。
これを覚えてないと、溺れない状況の時でも溺れてしまいます。
冷静になり、落ち着き、暴れないことで、浮きやすく、 血中酸素を無駄にせず残しておき、 長く浮いてられるために使いましょう。
そして下の画像を思い出して下さい。

1.手足を大の字に広げる。(☆の形)
2.靴ははいたまま。軽い靴は浮き具代わりに。
3.大きく息を吸い、空気を肺にためる。
4.手は水面より下に。
海上保安庁も推奨している方法で、 実際に助かった人も数多くいます。
人間は普通にしてれば2%浮くから、口だけ水面から出す! を頭に入れておきましょう。
溺れてる人の特徴
溺れてる人は静かです、 コイなどの魚が水面のエサを食べるように、沈んだり、 浮いたりを繰り返しています。
水面から口しか出てない状態になります。
もし溺れてる方を見つけた場合は、 藁にもすがると言うくらい普通ではないので、 巻き込まれますので、絶対に近づかないようにしましょう。
浮力のあるもの(ペットボトル)など探したり、 相手を落ち着かせたりしましょう。
その後仰向けで浮くように指示しましょう。
よく聞く遠浅の海とは?危険なの?子供には?
遠浅の海という言葉をよく聞くと思います。
遠浅の海とは言葉の通り、「遠くまで浅い海」のことです。
急激に深くなったりすることがないので、 子供も溺れる可能性が少なく基本的には安心して遊べます。
しかし、全てが安全ではなく危険も潜んでいます。
遠浅の海では、「離岸流」
波打ち際が深いところは「逆潜流」
という沖に流れる危険なことが起きます。
予兆や、対策などをしり、危険を回避しましょう!
離岸流(トップカレント)とは?
何が危険かと言うと、「離岸流」と言われるものは、 遠浅の海で起こりやすいからです。
離岸流というのは文字の通り、岸から離れる潮の流れです。
削られた溝により、大量の水が波が、沖に戻ろうとするために、 強い流れが発生します。
川なども、増水すると水の流れが早くなりますよね? それと同じ様なイメージです。

もし離岸流の流れは早く、最大秒速2秒程で流れます。
世界一クロールの早い水泳選手が、 どうにか同じ場所に留まれるくらいのスピードです。
普通の人ではまず波に勝てませんね。
そこで対処法を知らずに、 泳ぎ疲れて溺れてしまうことがあるのです。
離岸流(カレント)の見分け方、対処法
離岸流を知るのに1番確実な方法はライフセーバーや、 海の家の人などに聞いておくことです。
もし近くにいなかった場合は自分でも見分けられます。
離岸流が発生しているところには、特徴があります。
これらを見極めて、 事前に近寄ってはいけない場所だと認識しておきましょう。
その際には岸にある、動かない大きい目標物を決めて、 自分達の場所と、離岸流の場所を頭に入れておくのがいいです。

もし気付かないうちに離岸流に乗ってしまったら、 まずパニックにならず、 離岸流に乗ってしまったのだと考えましょう。
冷静になれたら、まずは岸と平行に泳ぎ、 流れから抜け出しましょう。
その後岸に向かって泳ぎましょう、
離岸流は幅が大体10〜30m程で、長さが100m程ですので、 横に逃げることが出来れば問題ないです。
離岸流は、サーファーや、ライフセーバーの方が、 沖に行くのに使う物でもあります。
知識をしっかり身につけ、焦ることがなければ大丈夫です、 冷静に対処しましょう!
じゃあ深い方が安全?
深いところは、逆潜流というより危険な物があります。
逆潜流は、波打ち際から、急に深くなるような場所で起こります。
逆潜流は離岸流よりも、とても強い流れなので、抵抗しても、 100%何も起きません。
波の高い海などで、 軽い逆潜流を体験した事ある人は多いのではないのでしょうか?
ボディーボードなどで遊べるような海では、起こりやすいです。
あの、大きい波が来る時に、 沖の方に体が持っていかれそうになる時が、 逆潜流の潮が引いているところです。

海底を沿う様に、一気に早い流れで流されます。 この時は動き回っても無駄です。
風が強く海が荒れていたり、台風の影響などがあると、 逆潜流も流れが増し、大人でも立ってられない程になります。
その流れのスピードは離岸流の約10倍とのことですので、 毎秒20mとなりますので、時速約72km。
マグロより少し遅いくらいのスピードです。
流される距離は、そう遠くまではながされませんので、
もし巻き込まれたら、 流れに身を任せて逆潜流の流れが弱くなるまで流されましょう
その後海面に上がっていきましょう。
他にも危険が
湧昇流 (ゆうしょうりゅう)
といい冷たい水が一気に入り込んできて、体が冷え低体温症や、 心臓麻痺になったりします。
渦
海と河が交わりあう河口も実は危険です。
お互いの流れがぶつかることにより、 流れが変則的になっているので、渦が発生することがあります。
水が少なく、遊べるような所なら大丈夫ですが、 泳いだり出来るような場所では危険です。
土用波
土用波と呼ばれるものがあります。
これは夏の土用の日には波が高くなるというものです。
それは何故かと言うと、遠くに発生している台風の影響で、 うねりが来るからと、大潮と言い、 潮の満ち引きが1番大きい時と重なることも影響します。
1000/ 1の確率くらいで2倍くらいの高い波が発生すると言われています 。
この急に来る高い波に持ってかれたりするわけですね。
他にも波だけではなく、海の生物など、色々な危険があります。
まとめ
海の事故は絶対に起こしてはいけません。
自分の身は自分で守るために、 まずは事故に合わないように気を付け、 子供たちにも一生使える知識を教えてあげましょう。
もし事故に合ってしまった場合は、助かる方法を知っておく。
それだけで生存率は何倍にもなります。
危険を知れば、安全に遊べます。
これからの人生も、 水の事故で命を落とすことがないように気をつけて、 夏のシーズンを楽しみましょう