子供の車内放置の危険は熱中症だけじゃない、シーベルトの事故で思うこと

子供ための知識

暑くなってくると毎年発生する、子供の車内放置の痛ましい事故。
今回の事故により、想像のできない、危険なことがたくさんあることを再認識しました。
色々な危険を考え、共有し、少しでも意識をできればと思い書かせて頂きます。

愛知県の稲沢市で起きた事故

本当に残念なニュースです、意識を取り戻すことを心の底より願っています。
このように、車内に子供を置いておく危険は熱中症だけではないことがわかります。

愛知県警察本部の発表によると、母親がクルマのエアコンをつけたまま2歳と6歳の子どもを車内に残し、約10分間クルマを離れて戻ってきたところ、3列目にいた6歳の子どもが、2列目シートの背もたれと3列目のシートの間に首が挟まり、意識不明になっていたということです。しかし、一部報道ではシートベルトで首が締めつけられたことが原因とも報じられています。
引用:Yahooニュース

 

10分間、目を離すだけで、死んでしまう可能性があるということです。
エアコンつけて10分車で待っててもらうことは、やってる人も多いと思います。
ですが、その間に起きてしまった事故なのです。

この事故は三列目のシートが、二列目の背もたれとの間に挟まったとのことですが、読んだだけでは、よくわかりませんよね。
画像がありましたので、載せておきます、こういう事らしいです。

車は大人にとって車は、日常なので、全てが当たり前で何も感じませんが、子供にとっては大きいおもちゃのような物ですので、興味津々だと気づかされました。

レバーを倒して席が動いたり、シートベルトが出てきたり、勝手にドアが開いたり、ハンドルだけで曲がったり、進んだり止まったりしますね。

ですが、子供は何もわかってないのです。
理屈抜きの興味のみで動くので、想像つかないことが起きてしまいます。
少しの時間でも、子供と一緒に車から出ましょう。

子供が車を動かした事故

危険なことすらわからない子供をエンジンをかけたまま、置いといたら車を動かしてしまうことも実際にあります。

事実、自分が小さかった頃に、小学1年の従兄弟が、サイドブレーキを解除し、車が勝手お店の坂を下り、お店の塀にぶつけたことがありました。
外からみていたのですが、車が相手だと何もすることが出来ないことを、実感しました。

アメリカでは3歳の子が車を動かした事例もあるそうです。
CNN 3歳児が車を動かし隣家に衝突

とても怖いですよね、ですが事実として起きていることなのです。
車のゲームみたいな感覚で乗ってしまったら、人を轢いてしまう恐れもあります。

シートベルトの危険

走行中に面倒くさいからと、シートベルトのみにしたりしてませんか?
シートベルトが首にかかるような状態だと、事故が起きた時に、死ぬ確率がとても上がります。

原因は窒息死ではなく、頚椎骨折です。
もし助かってもまた五体満足に戻ることは厳しくなってしまいます。

シートベルトをつけるのが、面倒くさい、、
その面倒くさいが、一生の後悔を産むことになってしまうかもしれません。
もしシートベルトをしてない場合は、事故の時の死亡率が15倍程高くなるそうです。

子供はチャイルドシートや、ジュニアシートを確実に着用しましょう。

誘拐されることも

子供を放置しておくことで、誘拐される恐れも出てきます。
子供はよく親のことを見ているので車からどうやって出ればいいのかは本能的に覚えています。

勝手に子供が出てったら、誘拐されるか事故に合う確率があがりますし、とんでもなく危険なことはわかると思います。

実際スーパーなどや色々な所で誘拐され、子供が殺される事件が後を絶ちません。
車ではないですが、こんな痛ましい事件も起きています。

長崎男子誘拐殺人事件

一瞬目を離しただけで、危険がおよぶこともあります。
車に限ったことではないですが、車で1人にして置いとく事は、あまりにも危険です。
一瞬でも目を離さないようにしましょう。

熱中症で死に至る理由

子供の車内放置で毎年ある事故が、熱中症の事故です。
なぜ熱中症でになるのか、主な理由は水分や、ナトリウム不足で、体のバランスが崩れることです。
体温が上昇すると、人間の体は汗をかき熱を外に放出しようとします。
しかし、脱水症状になっているために、水分が足りずに熱を放出できなくなり、熱中症になります。

熱中症になりやすい基準として、環境省が出している暑さ指数(WBGT)があります。
それは次の通りです。

温度基準
(WBGT)
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険
(31℃以上)
すべての生活活動で
おこる危険性
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28~31℃※)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25~28℃※)
中等度以上の生活
活動でおこる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25℃未満)
強い生活活動で
おこる危険性
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

日本の夏の気温は、35℃を超えることも珍しいことではなくなりました。
環境省の基準で見ると、日常生活ですら危険であることがわかります。
特に日本は湿度が高いので、熱がこもり、熱中症になりやすいです。

では、暑い日に、直射日光が照らされていて、締め切られた車内の温度がどのように変化するのかご存知でしょうか?

エンジンを切ると30分程で、外気温の10℃程、室内温度が上昇します。
さらに30分後には20℃も室内温度が上がります。
外気温が30℃だとすると、30分で40℃になり、その30分後には50℃になります。  

子供は温度調節機能がまだ未熟なので、すぐ脱水になってしまいます。
大人ですら生きていけない環境なのに、子供が耐えれるわけありませんので、絶対に車内放置をすることはやめましょう。

まとめ

このような記事は書いていて、とても辛いです。
日本中で痛ましい事件、事故が少しでも減って欲しいです。

夏などは特に悲しい報道が多いです、楽しい時期で、面白いこともたくさんあるのに、事故などが起きてしまっては、一生後悔することになります。

自分の子供を守れるのは、親である自分しかいないので、ひと時も目を離さず、見守りましょう。
読んでくれた方が、少しでも意識が変わっていただけたら幸いです。

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